© Ushio Shinohara, Photo by James Ware Billett, Courtesy of YAMAMOTO GENDAI

1969年に渡航して以来、ニューヨークを拠点として活動を続けている篠原有司男の、およそ10年ぶりとなる日本での個展「我輩の絵にパンチが炸裂！」が、山本現代にて3月11日から4月22日まで開催される。

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ネオ・リベラリズムによる格差社会が加速している現代において、アメリカ経済の中心であるニューヨークに50年近く拠点を置きながら、ポップ・アート全盛期から一貫して制作を続けている篠原。彼の代表作であり、対象と真っ向から向き合い、格闘する「ボクシング・ペインティング」は、自分自身や、キャンバス、観客、ひいては社会との対戦そのものである。

本展では、2000年初頭の作品を中心に「ボクシング・ペインティング」の大作が展示される。また、初日には本人による同作のペインティング・パフォーマンスが行われる。

篠原有司男個展「我輩の絵にパンチが炸裂！」
会期：2017年3月11日（土）〜4月22日（土）
オープニングレセプション：3月11日（土）18:00〜20:00
ボクシング・ペインティング パフォーマンス：3月11日（土）19:00〜
時間：11:00～18:00（金曜日は20:00まで）
休廊：日曜・月曜・祝日
会場：山本現代
住所：東京都品川区東品川1-33-10 3F
TEL：03-6433-2988
https://www.yamamotogendai.org