Raga. 2014. Watercolor, gouache, ink on paper. 26″ x 37.5″ © Justin Gibbens

ジャスティン・ギベンズの「アバター＆シェイプシフター」展が、9月4日よりシアトルのパンチ・ギャラリーにて開催される。

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30数年前に紙のうえで石墨を動かした始めた当初、彼は恐竜や這い回る爬虫類、グロテスクな動物全般など少年期のスタンダードなものを描いていた。水彩ブラシや絵具用に#２（HB濃淡）鉛筆を用いるようになったこと以外、この30年間ほとんど何も変わりがない。ジャスティンは、古典的な動物学図解の法則にのっとり、忘れ去られていた自然史の不思議な作品を描く作家である。

今回の水彩画図版による最新作は、東アジアに焦点が置かれている。18世紀を代表する花鳥画家・伊藤若冲の「色彩の領域」シリーズに敬意を表した作品では、悲劇的な物語と華飾性を30スクロールにもおよぶ作品に盛り込んだのだ。そこには2014年はじめにギベンズが６週間過ごしたインドでの体験や、魅了されたドラマ、野外劇の要素が含まれる。

Justin Gibbens Exhibition: Avatars and Shapeshifters
会期：2014年9月4日（木）〜27日（土）
時間：12:00〜17:00（または要予約）
オープニングレセプション：9月5日 17:00〜20:00
定休日：日・月・水曜日
会場：PUNCH Gallery
住所：119 Prefontaine Place South, Seattle, WA 98104
TEL：+1 206 621 1945
https://www.punchgallery.org