travel with the time (detail) 2011, Acrylic, pencil and color pencil on paper 158.0cm × 433.0cm © Shintaro Miyake

ドローイング、立体、パフォーマンスなど、様々な表現形式によって、独自の世界をつくりあげている三宅信太郎の個展「IT AIN’T NOTHING BUT THE LIFE」が、6月25日から7月30日まで小山登美夫ギャラリー京都にて開催される。

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三宅信太郎の初期の代表的なモチーフ、「スイートさん」は横長の頭に小さな目鼻、短い胴体から伸びたひょろ長い手足の女の子。様々なバリエーションをもち、ドローイングだけでなく、紙や板に描かれたドローイン グを切り取って裏打ちした「切り抜き」で数百点制作された彼女は、そのかわいさで鑑賞者を幸福感に包む。手になじみ自然に描けるという理由から、ドローイングは色鉛筆が中心。

本展では、三宅氏が最近取り組んでいる「生・死」、「時間」、「現実」といった題材の作品が展示される。視覚的な面ではこれまでの作品と変わりませんが、内容は「自分自身を表現するとは」という根源的な取り組みとなります。幅約5 mのドローイング、上述の「切り抜き」などが展示される。

三宅信太郎展「IT AIN’T NOTHING BUT THE LIFE」
会期：2011年6月25日〜7月30日
営業時間：11:00〜19:00（日・月・祝日休廊）
会場：小山登美夫ギャラリー 京都
住所：京都府京都市下京区西側町483番地
TEL：075-353-9992
https://tomiokoyamagallery.com