山海塾日本ツアー 2008

山海塾「降りくるもののなかで—とばり」 © Vincent Jeannot

1975年に設立された日本を代表する舞踏カンパニー山海塾が、今秋、北九州芸術劇場での新作日本初演を皮切りに、２年半ぶりに全国７都市国内ツアーを行う。今回のツアーは新作を含む３演目を披露する。

山海塾の作品は、設立以来、主宰者である天児牛大が、演出・振付のほか空間や衣裳のデザインも総合的に手がけている。天児氏は一貫して舞踏を「重力との対話」と捉え、「誕生」「死」といった普遍的な人間の内的本質に迫る。

今年5月には、「降りくるもののなかで―とばり」をパリ市立劇場にて発表。今回の国内ツアーでは、この最新作に加えて、カンパニー創立30周年にあたる2005年に発表した「時のなかの時―とき」や、５回目の再訪となるグリーンホール相模大野での、国内で唯一の「かがみの隠喩の彼方へーかげみ」を上演する。

山海塾日本ツアー 2008
日程：2008年9月20日（土）〜公演スタート
会場：福岡・北九州、熊本、滋賀・大津、東京・世田谷、高知、神奈川・相模原、長野・松本の計７都市で公演
https://www.sankaijuku.com

【ボランティア募集】翻訳・編集ライターを募集中です。詳細はメールでお問い合わせください。