ケルン彫刻公園

PLACEText: Filip De Haes

ケルンにある彫刻公園では、2年周期の展覧会で国際的な現代の彫刻を展示している。この記事で扱うのは、2011年5月15日から2013年5月1日まで開催された第6回の展覧会である。

Skulpturenpark Köln
Entrance

この公園は町の北側に位置しており、リーラー通り、ツォー橋、エルザ・ブレンドストレム通り、そしてコンラート・アデナウアー・ウーファーからすぐのところに位置している。どの通りも大通りで交通量が多いため、公園内を静寂の中で落ち着いて散歩するのは耳栓でもしない限りは無理だろう。地下鉄のライヒェンシュペルゲルプラーツ駅を使えば、公園への最も最短距離で着くことができる。

恐らく2年間開催されてきた第6回の展示会の最終週に訪れたからか、公園には寂れた感じが漂っていた。周りには他に展覧会を覗きに来た人はおらず、カフェは張り紙も無しに閉まっていた。

公園へ入るには、南側のコンラート・アデナウアー・ウーファーからか、もしくは地下鉄を使うなら北側のリーラー通りからになる。

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“Reaktor”, Dirk Skreber, 2009

最も興味深い作品としては、2本のアトラス杉で作られたローズマリー・トロッケルの「凱旋門」(2006) 、バリー・フラナガンの2体の精密に作られた銅像「ラージ・ミラー・ニジンスキー」(1993) 、公園の中心にある巨大な丸い穴の中で、押しつぶされたフォルクスワーゲン車が柱に突き刺さっているダーク・スクレバーの「リアクトーア」(2009) などが挙げられる。
もちろん、有名なアニッシュ・カプーアが作製した磨かれたスチール皿の無題作も忘れてはならない。

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“Large Mirror Nijinski”, Barry Flanagan, 1993

現代美術の展覧会ではよくあることだが、一部の作品を見ると何か欠けているのではないかと首を傾げることがあると思う。例えばステファン・ケルンの「無題」(1996) と名付けられた白い3段の階段、鋼とグラスが組み合わされたダン・グラハムの「グリーク・クロス・ラビリンス」(2001) 、そしてペーター・フィッシュリとダヴィッド・ヴァイスの石で作られたベンチ「ガルテン」(1997/99) もそのような作品の一つだ。

Skulpturenpark Köln
営業時間:10:30〜19:00 (10月〜3月17:00まで)
住所:Elsa-Brändström-Str. 9, 50668 Cologne
TEL:+49 (0) 221 33668860
入場料:無料
http://www.skulpturenparkkoeln.de

Text: Filip De Haes
Translation: Yuki Mine
Photos: Filip De Haes

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