アムステルダム市立美術館

PLACEText: Celeste Najt

アムステルダム市立美術館(ステデライク・ミュージアム)は1874年に設立され、2012年末に改装再オープンしたばかりの近代・現代アートそしてデザインを展示する国際的な施設だ。美術館はアート、アーティスト、そして様々な人の居場所となり、美術の制作を促進し、それらを公開、保護、再考、そして更新して行く場である事を目的としている。美術館には1970年代から現在までの作品が9万点以上保管されており、重要なコレクションの一つとして知られている。作品には絵画、彫刻、映像とビデオ、インスタレーション、紙、アーティストブック、写真、グラフィックデザイン、応用美術、そして工業デザインなどが含まれる。

Stedelijk Museum Amsterdam
ファン・ゴッホ美術館から見えるアムステルダム市立美術館の外観。Photo: John Lewis Marshall

美術館の改装された建物はベンテム&クラウェル建築事務所により設計され、9423平方メートルの広さを誇る。ミュージアム・プラザの中心に位置するこの美術館は、付近のオランダ国立美術館ファン・ゴッホ美術館コンセルトヘボウの活動的な共有スペースとなる。

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Photo: Gert Jan van Rooij

初となる展示は現在オランダで活躍している20名の国内外のアーティストの新規プロジェクトや依頼された作品が展示された「ビヨンド・イマジネーション展」だ。改装された2階のギャラリーに展示され、オディトリアム、そして新しい建物の公共空間まで展示は広がる。改装された建物の広さ1092平方メートルの柱もない展示スペースには最初の特別展示としてカール・アンドレ、ロドニー・グラハム、ジョーン・ジョナス、ジョン・ナイト、バーバラ・クルーガー、メルビン・モチ、ダイアナ・セイターのコレクションから巨大なコンテポラリー作品とインスタレーションが設置された。

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玄関ホール Photo: John Lewis Marshall

改装、増築された美術館の開業を祝い、1895年に建てられた歴史的な建物の1階の半分には過去に多くのギャラリーで展示された1860年から1970年の作品が展示された。主に年代順の作品展示だが題目(風景/都市の風景)、ムーヴメント(表現主義)、時代(1913年あたり)、などのテーマに沿った展示もみる事が可能だ。特に注目するのはフィンセント・ファン・ゴッホの代表作品やワシリー・カンディンスキー、エルンスト・ルートヴィッヒ・キルヒナー、フランツ・マルク、シェイム・スーティン、マルク・シャガール、アンリ・マティス、ピエト・モンドリアン、テオ・ファン・ドースブルフ、カジミール・マレーヴィチ、チャーリー・トーロップ、マックス・ベックマン、ジャクソン・ポロックなど。

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Photo: Gert-Jan van Rooij

2012年12月15日からはマイク・ケリーの大回顧展を開催。その後ヨーロッパとアメリカの美術館で巡回予定だ。

新しい美術館の魅了する建物とすばらしいアートで驚きを感じよう。

アムステルダム市立美術館
住所: Museumplein 10, 1071DJ Amsterdam
開館時間:10:00〜18:00(火・水曜日17:00まで、木曜日22:00まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)
TEL:+31 (0)20 5732 911
info@stedelijk.nl
http://www.stedelijk.nl

Text: Celeste Najt
Translation: Meiko Maruyama
Photos: © Stedelijk Museum

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