コレット・ニュース 1月 2011
COLETTEText: Guillaume Salmon
ギョーム・サルモンは7年以上もの間、コレットのプレスを担当し、あらゆる文化と世界が集まるパリでの人生を楽しんでいる。フランスのウエストコースト出身の彼だが、これまでもこれからも永遠にパリジャンであり続ける。その理由はただひとつ、パリは魔法の街だから!コレット的生活を誇りとし、歓びとする彼から、毎月お勧めのリストをお届けする。
TRON : L’Héritage
「トロン:レガシー」の公開を記念して、1月3日〜15日までディズニーがその映画の未来的な世界観をコレットにて展開。ファッションからハイテク製品まで多数のブランドやクリエイターが参加し、映画に対するそれぞれの解釈を披露した。ラインナップには、オークリーによる3Dメガネ、スラストマスターの誘導チャージャー、Razerマウス、モンスターのヘッドホンとiPodドック、オープニングセレモニー・コレクション、ジェローム・ルソーによるシューズ、クロット、ダグラス・ロイド、リー・スウィリンガム&スチュアート・スポルディング、ファビアン・バロンによるTシャツ、ニューエラのキャップ、メディコムのフィギュア、アトリエルビーのバイクヘルメット、バートンのスノーボードシューズ、スペルガのスニーカー、リーボックのフュリー(3月予定)など。期間中に展開のトロンウィンドウは、アレキサンドラ・デ・ベタックが手がけた。1月26日の16時から18時まで開催するコレット・アミューズメント・クラブでは、トロン:レガシーのXbox 360のゲーム「Tron Evolution」が登場。1982年のオリジナル映画から最新のトロン:レガシーまでインタラクティブに楽しめる。
Alexander Olch
「キャビネット・オブ・キュリオシティ」でのトーマス・エルバーとのコラボ後のコレットでは、ネクタイやボウタイ、ノートブックやウォレットなどを手がけるアメリカ人ディレクター兼デザイナーのアレキサンダー・オルチの特設コーナーが1月17日から29日まで登場。ハーバード大学のフラタニティやニューヨークの高級クラブなどにデザインを提供している。1月19日18時から本人がコレットに登場。ネクタイの結び方を本人から学ぼう!
Mr Hare x Bunney
靴を愛する人にとって嬉しい、最高に洗練された靴べらは、イギリス人宝石職人のバニーと、靴職人のミスターハレによる初のコラボ作品。スコットランド牛の角でつくられたこの靴べらは、鏡面仕上げで磨かれ、ハンドル部分にはオニキスとガーネットを埋め込んでいる他、シルバーの部分には、2つのブランド名が刻まれている。フランスではコレットで50個限定販売。
Ursa Major
元シャープスのオリバー・スウィートマンによるアーサ・メジャー(おおぐま座という意味)からメンズのスキンケアシリーズ「スーパーナチュラル」が登場。そのシリーズ初の製品「ステラー・シェーブクリーム」はエッセンシャルオイルと98.7%ナチュラル原料でつくられている。最高級のテクスチャー、かすかな芳香とその素晴らしいパフォーマンスで、次のシェービングタイムが待ち遠しくなるはず!
All Gone
La MJCから出版のストリートカルチャーをまとめた必須本「All Gone」がその5周年を迎えた。また、その歴史において初となる、ヌバック製のカバー2種類で登場。何百というブランドから選ばれた、2010年を飾る200ものプロダクトをフィーチャー。あらゆる分野のフォトグラファーやアーティストにより抽出された250ページには、ストリートで必須となったアイテムを見つけることができる。2010年版は1200部限定で発売される。La MJCチーム立会いのもと1月22日17時30分よりサイン会が行われる。
Text: Guillaume Salmon
Translation: Mariko Takei