フランスのウエストコースト出身のギョーム・サルモンは５年以上もコレットのプレスを担当している。異文化とミクロコズムの中での楽しみ方を知る彼は生粋のパリジャンであり、これからもそうあり続けるであろう。なぜなら彼は完璧にパリの魔法にかかってしまったから！コレットライフを全うすることに誇つ彼に、毎月お気に入りのリストを上げてもらおう。

Sounds Good from August 3rd to 29th
ロック、ポップ、ラップ、フォーク、ヒップホップ、ソウル、チューブ、バラエティ、クラシック、絵、写真などを、CDやiPodで、ウェブや頭の中で、ライブや自宅で、地下鉄や職場など、どこでもいろんな風に…。コレットでは音楽に関連する2つの展覧会を開催し、サウンドショップではスピーカーやヘッドフォンのセレクションをラインナップ。

スイス人アーティストのコメニウス・ロスリスバーガー&アドミル・ヤヒッチにるドローイング・展覧会「WITHOUT YOU BABY, THERE AIN’T NO US」では、マイアミで開催のスコープ・アート・フェアで初公開し話題となった。彼らのお気に入りYouTubeのミュージックビデオのナイーブでシンプルなドローイングはとてもお手頃で、必ずやあなたのノスタルジーセンス、でなければ、ユーモアセンスをくすぐってくれるはず。

ブーツィー・コリンズの笑顔、プリンスのシルエット、スヌープ・ドッグのもうろうとした眼差、ラキムの憤怒、ドクター・ドレーの態度など、これらは Xavier de Nauwが過去20年に渡り撮影した写真の一部に過ぎない。今回展示される白黒写真による初個展は、写真家と黒人アーティストの貴重な関係や、このパリジャン写真家の目をによる控えめな感情を特徴とした現代音楽人類学を形成している。1枚写真を購入すると、カタログ１部とStüssyのTシャツ１枚をプレゼント。

“Trompe l’oeil”
コムデギャルソン、Mary Katrantzou、ヴィクター＆ロルフ、フセイン・チャラヤン、インサイドアウトに共通しているものは何でしょう？才能はもちろんだが、彼らが利用する「トロンプ・ルイユ（騙し絵）」効果というのもあり、この季節楽しませてくれる。香水瓶のドレス、コンクリートカットのジャケット、ジッパーやスタッズや破れプリント、3Dドレープや、つま先のある靴など、様々なテイストの沢山のオプションが揃っている。模造アイテムは自然にあるものよりも、もっとリアル。ユーモアたっぷりで冬の装いを楽しくしてくれるはず。

Design
すでに有名なコンパクトデジタルライカC-Lux 3が、フランス人アーティスト・アンドレによるイラストバージョンの超コレクターアイテムとなって30台限定でコレットにて発売。ライカとムシューAに感謝！

Coming in September
トッド・ジェームス（REAS）による展覧会を開催。この世界的に有名なアーティストは、1982年よりニューヨークの地下鉄や電車で活動をスタート。彼は、本物のポストグラフィティと言われる、ストリートカルチャーと破壊をまたにかける世代のアーティストで、国際的に重要とされる現代ギャラリーで認識されているポップアーティストとなった。コレットでは、すでに彼のStüssyコレクションを展開している。8月31日〜9月26日まで。
2009年秋、待ち待ったユニクロのパリ店オープンを前に、コレットにてショップインショップを展開、限定アイテムを取り揃える予定。8月31日〜9月26日まで。
ペンギンブックスよりリリースされる、The Sartorialistことスコット・シューマンによる初の本の発売を記念して、コレットにてサイン会を9月5日に開催。