水戸芸術館

PLACEText: Yutaka Takamura

ジェームズ・タレルや宮島達男といった著名作家の展示のほかにも、「クリテリオム」と名づけられた若手美術家を取り上げる個展シリーズを行い、多くの美術家を発掘、紹介している。

水戸芸術館

「ACM劇場」での観劇の際には、まず舞台と客席の近さに驚くこととなるだろう。客席は舞台に向って半円形を描くように配置され、最も遠い3階桟敷席においても他に類をみない臨場感を味わうことができる。また、壁に使われている青黒い煉瓦(コバルトを入れ焼いた物)をはじめ劇場内は黒で統一されているため、照明に照らし出された舞台は浮かび上がるように映えることとなる。

水戸芸術館

「コンサートホールATM」は室内楽専用ホールである。劇場とは対照的に白木で構成された室内は、アーチを用いた天井とあいまって柔和な表情を見せる。3本の大理石の柱によって支えられた天井には、円盤状の音響反射盤が設置されており、これを上下することによりホール内の残響効果を調整できる。

江戸時代の名所旧跡を多く残す水戸市は、豊かな河川・湖沼を背景に素晴らしい景観を誇る。市内の至る場所から目にすることのできる塔もまた、水戸市のシンボルとしてその素晴らしい景観の一役を担っている。

水戸芸術館
開館時間:9:30~18:00(月曜日休館)
住所:茨城県水戸市五軒町1-6-8
TEL:029-227-8111
http://www.arttowermito.or.jp

Text: Yutaka Takamura
Photos: Courtesy of Art Tower Mito

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