コレット・ニュース 4月 2008

COLETTEText: Guillaume Salmon

フランスのウエストコースト出身のギョーム・サルモンは5年以上もコレットのプレスを担当している。異文化とミクロコズムの中での楽しみ方を知る彼は生粋のパリジャンであり、これからもそうあり続けるであろう。なぜならば彼は完璧にパリの魔法にかかってしまったから!コレットライフを全うすることに誇りを持ちながら、毎月彼のお気に入りのリストを上げてもらおう。

Bianca Pilet- Lucinda Timmerman

Lucinda Timmerman by Bianca Pilet
ビアンカ・ピエは過去6年間、ルシンダ・ティンマーマンという女性の写真を度々撮影しており、この展覧会全体がルシンダにささげられている。それは、彼女たちの心からの友情のドキュメンタリーでもある。オランダ生まれのビアンカ・ピエは「i-D」「Rojo」「Rolling Stone」といった誌面で活躍し、ケッセルスクライマーによる素晴らしい本は限定250部のみ。会期は3月25日から4月26日まで。

Blaze of Glory by Puma with Sneaker Freaker

Blaze of Glory by Puma with Sneaker Freaker
プーマと、2008年待望の発売となる「スニーカー・フリーカー・マガジン」とのコラボレーション。スニーカー・フリーカーが、数ヶ月かけてプーマのアーカイブから探り当てた極めて貴重な逸品が「The Blaze of Glory」。一見、80年代風の外見、でも90年代にリリースされたもの。限定575足で、4月26日発売。

George Nelson’s “animal” clocks
2008年は、アメリカ人デザイナー、ジョージ・ネルソンの生誕100年。ヴィトラ社は1965年に製造された動物時計シリーズを木製、漆塗り仕上げで再編した。「フクロウのオマー」「お魚のフェルナンド」「象のエリフ」「オオハシのタルラー」の4種類。子供から大人まで使える不朽の名作。

uliette Has A Gun original fragrances

Juliette Has A Gun original fragrances
有名なシェイクスピアのヒロインにちなんだ香水ブランド「ジュリエット・ハズ・ア・ガン」。ロマンティックでオリジナルな香りを放ち、香水の世界ではエレガントな存在感で先端をリードするというのが一つの野望。ロマノ・リッチによるジュリエット・ハズ・ア・ガンが5つのフレグランス・コレクションを発表する。「Lady Vengeance」と「Miss Charming」が最初の2作。そして、3作目がもうすぐ登場。4月15日よりコレットのみで先行発売。

L'O Smose

L’O Smose
L’O Smoseは「Osmose」というワインの濃縮技術で製造された、ぶどうジュース。発酵させず沈殿させていくことで、ぶどうの果汁は自然に澄み、糖分やアルコール分が取り除かれ、完璧にクリーンで透明な水になる。

Text: Guillaume Salmon
Translation: Mariko Takei

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