ムーブ・ウィズ・ムービー

PEOPLE


前置きというものは、どんな時もつきものであり、よって今回もこの基本的なルールにのっとっていくとしよう。さあ、はじまりはじまり...

MOVE WITH MOVIEは、2001年に創作活動を始めた若いビデオアーティストのグループで、現在は十分な精神と思想を兼ね備え、衝撃的にその作品を世に出す若者達から成る、カンパニーを結成している。

彼らは、リトアニアの独立したビデオシーンに油を注ぐこと、そして(ここで誰もが言うように)「リトアニアのシネマは死んだ」という陳述は全く正しくないと証明することを、言わずとも行っている。リトアニアで生まれた若者たちにとって、とても勇気ある宣言を、彼らの作品が証明するのだ。

2003年5月、彼らは「Alternative Video Festival」(伝統的によらない新しいビデオフェスティバル)という小規模なビデオフェスタを、ビルニウスにあるフィルム、シアター、ミュージックミュージアムで開き、首尾よくリトアニアのフィルムシーンに、ある種の魂を吹き込んだ。

2004年4月17、18日、MOVE WITH MOVIEは「The First Independent Video & Short Films Festival」(第1回自主制作映像映画祭)をビルニウスにて開催した。彼らは、フェスティバルの企画を、リトアニアの作品のみに制限しないこととし、その対象を増やし効果を高めるため、他国からの作品を募ることに決めた。

その統計は、驚くべきものとなった。26の国々から129もの映像作品が集まったのである。その中で14ケ国から、37作品が選出された。選出された映像作品の長さは187分におよび、見応えのあるものとなった。

その「The First Independent Video & Short Films Festival」は、2日間に渡ってフィルム、シアター、ミュージックミュージアムにて行われ、ビデオやアニメの愛好家たちで埋め尽くされた。素晴らしい幕開けであった。

2004年7月22日、MOVE WITH MOVIEは、デビッド・エリスのキュレーション、サウリス・ウズベキスの協賛で、ロンドンのICAで上映会を行った。上映されたのは、「The First Independent Video & Short Films Festival」より選出された映像作品で、ロンドンの要であるイギリスのシネマアートカウンシルの代表者らも招待された。

MOVE WITH MOVIEは、これまで行ってきたことの継続、そしてさらなる影響力をもって広く受け入れられることを望み、今年3月14〜18日、ビルニウスにある「Lietuva」にて行われる、THE NEXT FESTIVAL(第2回自主制作映像映画祭)開催に向けて活動している。

THE NEXT FESTIVALは、いくつかの新しい試みを提供する予定だ 。
まず、より広くて大きな場所である、シネマ「Lietuva」にて行われるということ。より多くのシネマファンが、映像作品を鑑賞する事ができる!次に、フェスティバル開催期間が長くなるということ。プログラムは、5夜に渡って計画されている。そして最後に、 今回はただ映画祭というだけでなく、プリントデザイナーやフォトグラファーなど他分野のクリエイター達を招待し、アイディアや作品を分かち合うことになっている。

さらに、THIS IS A MAGAZINEの編集者らが指揮する、いくつかのビデオワークショップもこのフェスティバルに登場する。映像を実践的な面から知りたい、挑みたいと望む全ての人が、それらに参加できるのだ。地元や外国の映像作家達は、それらワークショップの“進行役”となる。また、主催者らは、ワークショップを楽しんでもらい、そして“映像”となったフェスティバルの成果を最終日に公開したいと考えている。

フィルム募集はすでに締め切りを過ぎたが、この3月14〜18日、ビルニウスで行われるTHE NEXT FESTIVALへの来場は、まだまだ間に合う。ではそこでお会いしましょう!

Text: Emanuelis Ryklys from RUT RUT
Translation: Yurie Hatano

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