ガスブック8

THINGS

最近、僕が気にしているビジュアルといえば、Booth-Clibborn Editions 社から出ている「SCRAWL dirty graphics & strange characters」に代表されるような自由なペイント作品や、イラストレーション、それに、アイデア誌(NO.276)でも特集されたサイレンスなビジュアル表現などです。どちらもきっちりとビジュアル表現がされているかと思えば、そうでもなかったりする。でも、気になってしかたがない。その面白さとはなんなのかと考えてみれば、それは作者の視点だと気付きました。ペイント作品や、イラストレーションは作者の生活や、スタイル、視点をダイレクトにビジュアル化しています。サイレンスなビジュアル表現は、デザイナーならではの、面白い視点がデザインされてます。グラフィックデザインは、基本的には広告や、音楽のイメージなどを具体化する為に存在するのだと思いますが、後々の音楽や、物語にインスピレーションを与えた事も多少なりともあったはずです。ビジュアルを作りだしている人の視点が面白く、それがダイレクトに伝わってくる作品がいいと思える今、新たなビジュアルコミニケーションが始まっているのではと感じてます。斬新なビジュアルを作りだしている人達の視点は、確実に今の僕よりも未来にあるように感じます。

僕は、作品を通じて作者の視点(未来)とコミニケーションをしているのです。そして今回、独自の世界や、視点を強く持っている作家達の、アニメーションや、CG、グラフィック作品などを集める亊にしました。全ての作品が今回のテーマに会わせて製作されたものではありませんが、僕自身インスピレーションを受けてきた作家達の作品です。触れてくれる方々も、収録される作品からインスピレーションを受け、より新しいビジョンを頭の中で描く事が出来たならと願います。

Text: Akira Natsume From Gasbook

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