SWARM(スワム)2002
季節始めは 新たな企みを抱いてしまう。特に、秋という季節はあらゆる感覚を刺激してくれる。そんなセンシティブなスピリットが一つの大きな SWARM(群れ)をつくり、バンクーバーの一夜をセンセーショナルなものにしてくれた。 ...
季節始めは 新たな企みを抱いてしまう。特に、秋という季節はあらゆる感覚を刺激してくれる。そんなセンシティブなスピリットが一つの大きな SWARM(群れ)をつくり、バンクーバーの一夜をセンセーショナルなものにしてくれた。 ...
ラード・バーマンの初の個展が、リューワーデンにあるフリース博物館で行われている。「ノーデルリヒト」展の写真部門としての開催のこの展覧会。ここ3年の間に彼が制作した作品の数々が紹介されている。 Vila Doria Pamphili, ...
今年も夏が終わった。しかし、様々な祝福やイベントの季節は始まったばかりである。最近舞い込んできたグッドニュースといえば、新しい現代アートフェスティバル「テンプテーションズ」が近々マドリードやってくることが決定したこと...
自らが敬意を表する分野で、精力的に活動を展開するビデオアーティストのテリー・パエット、ジャーナリストのソフィー・ロッチェリオ、エレクトロニック・ミュージシャンのゾルからなるトリ・コラージュ。 ビジュアルとサウ...
ナディーン・スロトゴーラは、地元でも名の知れたデザイナーの一人。そのこともあり、彼女のショーは今回のブエノスアイレス・ファッション・ウィークでは、ラストの1本として行われた。前回、彼女がショーの開催場所として選んだの...
「アンプラグド」というテーマの下、オーストリアのリンツで9月7日から12日に渡って開催された今年のアルス・エレクトロニカ。アンプラグ(つながりを持たない状態)になること。そしてつながり合いを持つことの狭間にある新しいカル...
札幌の大バコ、キングムーの薄暗い通路を抜けると吹き抜けのメインフロアに出た。階段をゆっくり下る途中、階下のステージでは複数の女の子が演劇を思わせるパフォーマンスを行っているのが見えた。ふと右上をみると僕のいる階段より...
2002年の初春、デザイナーでもありアーティストのロースジ・クラップは、その頃はまだ知られていはいなかったクラブ・プラークに既に取り掛かっていた。ある晩のこと。アーティスト、ミュージシャン、デザイナーなど、総計20名にも及...
このグループショーに参加している4名は、ドローイングからビデオまで、それぞれ違ったメディアで活動するアーティスト。まずギャラリーに入ると、ジョー・ジャクソンの作品「ウィー・ハブ・オールウェイズ・リブド・イン・ア・キャ...
ファーマーズ・マニュアルからマティアス・グマッフェをメインゲストに迎え、8月9日にライブイベントが行われた。会場となったシンクゾーンでは、マティアスに加え、現在ではACOとのコラボレーションを行うポータブルコミュニティ、そ...
もっとデザインがグラフィックデザインのようなものになれるのではないかという思いがあるし、またデザインを態度として捉えている部分が私の中にはある。グラフィックデザインや優れた広告がないここベルリンで「私達の身の回りにあ...
2年前にバルセロナで「サーキット」が誕生した。これは、ポーリンハ・リオことパウラ・フェファバウムによるファッションショーで、彼女は、著明なショーでは未だそのデザインを発表することが現実となっていない、新しい才能の持ち...
両腕の無い男性が革のベストを着て「ワールド・ユース」の結束について唄っている。彼は世界各国から集まった何千という若い旅行者達を前にしてステージに立っているのだ。見たところ、白い礼服にコーンのような形をした帽子をかぶっ...
ゲッティング・アップは、長年に渡りグラフィックデザインを手掛ける、ダイム、ダディ・クール、タセク、ストヘッドという4人のアーティストによって設立された。キャンバスにスプレーを吹き掛けること以外にも、展覧会の開催、ウォ...
今の時代、アートの展覧会を取り仕切るキュレーターの仕事は、アーティストの作品と同じぐらい重要な存在である。今年の初めから開催されている「ソーシャルワーク・カジャ・マドリード」というプログラム。これは、新人キュレーター...
最近ある人から、私が以前紹介した「ゲーム・オン」展についてのレポートを批評するメールが来た。実際に誰かが記事を読んでいるのだという事実として私はそれを受け止め、そして密かに嬉しかった。とにかくその人が言いたかったのは...
トニー・シャフラジ・ギャラリーで行われているデヴィッド・ラシャペルの「オール・アメリカン」展。私が行った日の会場は、ファッション関係者、モデル、編集者、そしてダウンタウンのストリートシーンで活躍する人達で溢れ返ってい...