コリー・アーカンジェル「プロ・ツール」展
現代美術展は大抵、観る人にとって膨大な美術史の知識がなければ本当に楽しむことができないものであるが、ホイットニー・アメリカンアート美術館で開かれたコリー・アーカンジェルの個展「プロ・ツール」は、観客にテレビゲームやYou...
現代美術展は大抵、観る人にとって膨大な美術史の知識がなければ本当に楽しむことができないものであるが、ホイットニー・アメリカンアート美術館で開かれたコリー・アーカンジェルの個展「プロ・ツール」は、観客にテレビゲームやYou...
東京・世田谷に今年オープンしたばかりの2つのスペース、「XYZ collective」(エックスワイジー・コレクティブ)と「CAPSULE」(カプセル)で同時開催されるという合同展。この企画が持ち上がったそもそものきっかけは、イギリスのロ...
3年に一度の国際美術展・横浜トリエンナーレの第4回目が、8月6日(土)からいよいよ始まった。総合ディレクターとして逢坂恵理子(横浜美術館館長)、アーティスティック・ディレクターとして三木あき子という女性ふたりが、4回目...
バカンスシーズンも終わり、新学期を迎えたパリ。その初々しさも一段落した9月12日〜18日に「パリ・デザイン・ウィーク 2011」が開催された。 これは、「メゾン・エ・オブジェ」というインテリア、雑貨の国際見本市に合わせ、パリ...
天気の良い晴れた日に外を歩いていると、急に自分の街がいつもより素敵に見える事に気付く。木々の色はもはやただの緑と茶色ではない。道行くところにある銅像はマフラーを首に巻いたりやニット帽を頭にかぶりだした。駐輪用の柱には...
デザイン・ウィークはその町で一番優れた物を地元の、そして海外の人達に紹介する。それはコペンハーゲンでも例外ではない。デンマーク人はサステナビリティ(持続可能性)と汚れない組織、この二つに革新的な考えを持つ才能ある...
東日本大震災 3.11 から間もない頃、花人・川瀬敏郎と写真家・上田義彦のコラボレーションによる「鎮まる」の撮影は行われた。 『花は花の事情で己から鎮まる。それは人間にとって絶対他者であるが故に、人を救うことができる。』 ...
日本でほぼ見かけることはないが、パリでは黒のシルクハットを被り、白いシャツ、黒のスーツを着た人達を多く見かける。彼らがユダヤ教徒であることを知り、頭にユダヤ人を意識するようになったのは、ここに着いて間もなくしてからだ...
北海道・十勝地域の美術の歴史を年代ごとに見せる展覧会「十勝の美術クロニクル」が、7月から道立帯広美術館で開催されている。十勝地域は道内でも近年、アート活動が目覚ましい地域のひとつ。本展は、その十勝における開拓期の美術...
2011年8月9日、スイス・ルツェルン KKLコンサートホールにて、世界的な音楽祭「ルツェルン・フェスティバル」と音楽事務所「KAJIMOTO」による文化復興プロジェクト「ARK NOVA」(アーク・ノヴァ)の概要発表が行われた。当日はクラウ...
大阪の中心部を流れる堂島川を望む堂島リバーフォーラムにて、今年で第二回目となる堂島リバービエンナーレ 2011が現在開催されている。 会場風景 今回の題目である「ECOSOPHIA(エコソフィア) 」には、エコの哲学を実践する...
現代アートに関わる者にとってベルリンは憧れの街であったはずだ。少なくとも私にとってベルリンは住む以前からアートの街という印象があり、そのイメージは実際に住んでからも損なわれることはなかった。しかし最近の現代アートとこ...