アート・アパート・フェア 2013
パークロイヤルホテルの常連客たちは週末、いつもとは違う新しさに迎えられた。空気の流れが良いホテルの廊下に行き渡る新鮮で心地よい風ではなく、常連客たちを待ち構えていたのは広がる緑と噴水の間にたたずむ絵画作品の数々だった...
パークロイヤルホテルの常連客たちは週末、いつもとは違う新しさに迎えられた。空気の流れが良いホテルの廊下に行き渡る新鮮で心地よい風ではなく、常連客たちを待ち構えていたのは広がる緑と噴水の間にたたずむ絵画作品の数々だった...
私たちは、幸いにもロサンゼルス・カウンティ美術館(以下、LACMA)での、スタンリー・キューブリックの多分野に渡る素晴らしい展示の最終週に間に合った。すでにこの展覧会は終了しているが、キューブリックファンには、理由はどうで...
今現在のベルリンを象徴する場所を挙げるならば、ベルリン王宮以上に相応しいものはないだろう。王宮はベルリンで起きた様々な出来事に立ち会い、時代の荒波に翻弄され失われてしまった。現在その再建が進められ、再び歴史の表舞台に...
評価が今一つだった2012年に比べ、今年のアルル国際写真フェスティバルは専門家達から満場一致で高い評価を受けた。フェスティバルのオープニングウィークには専門家が集まり、大規模な講演会やスライドショー、オープニングイベント...
「コレクティブ・フォリー」は著名な日本のアーティストである川俣正(1953~)の構想から生まれた巨大な木製のタワーだ。東京藝術大学の元教授である川俣正は、現在パリ国立高等芸術学院で教鞭を振るっており、また極めて重要な国際...
国内最大級の野外フェス「ライジング・サン・ロック・フェスティバル」(以下RSR)が、北海道札幌市近郊の石狩湾新港で、8月16日(金)から18日(日)早朝にかけて開催された。 クラークギャラリー+SHIFTは、RSRに出演するメイク “...
この記事を、ソナー出演アーティストや来場者ではなく、ソナーに捧げたい。20年もの間、ミュージックカルチャーにおいて最も注目され、影響力あるアーティスト、ミュージックシーンの動きやトレンドを体感できる機会を与え続けてくれ...
ザ・スクール・オブ・アーツ(SOTA)は3度目のデザイン・フィルム・フェスティバルの開催に興奮と期待でざわめいていた。本フェスティバルは大作映画ばかりのを上映する映画祭が多い中、新鮮な息抜きとなる。 このフェスティ...
見たものの記憶に残るであろう「堂島リバービエンナーレ 2013」が、今年も開催されている。世界各国から集まったアーティスト28名による、絵画・彫刻・ 映像・写真・インスタレーションなどの現代アート作品39点が、堂島リバーフォー...
サウスバンク・センターは1951年にフェスティバル・オブ・ブリテンの一環として設立された、テムズ川の南にあるアートセンターだ。多種多様の文化的なイベントが行われるヨーロッパ最大のアートセンターで、これまでに何千ものミュー...
既に大きな成功を収めているこの展覧会は、オーストラリア生まれのロン・ミュエックが、パリにあるカルティエ現代美術財団では2度目の開催。前回も、2005年に同じ場所で盛大に開催された。 会場には、最近制作された彫刻6作品に...
ベルリン中心部にある現代美術を取り扱う美術館、クンスト・ヴェルケ現代美術館(KW Institute for Contemporary Art:通称KW)。ベルリンの壁崩壊直後、街の中心部には多くの自由に使えるスペースが生まれ、アーティストが集まり、ギ...