ザハ・ハディド展
ザハ・ハディドというバグダッド生まれの建築家については、様々な逸話がある。気性が荒いとか、頑固だとか、周りをイライラさせがちな人だとか。彼女と会った10分後には、もう彼女とは一緒に仕事をしたくないと思わず決意してしまう...
ザハ・ハディドというバグダッド生まれの建築家については、様々な逸話がある。気性が荒いとか、頑固だとか、周りをイライラさせがちな人だとか。彼女と会った10分後には、もう彼女とは一緒に仕事をしたくないと思わず決意してしまう...
デザインマイは、2週間に渡ってベルリンで開催されたデザインの祭典。100名以上の参加者が、商品、プロジェクト、アイディアなどについて論議を繰り広げるイベントだ。今年は初めての開催ながらも、ベルリンの街は大いに盛り上がった...
2003年にオープンした、サムスン美術館の杮落としとなる展覧会「マインド・スペース」は、現代美術で長い間見過ごされてきた精神性の問題に取り組んでいる。伝統的に宗教的感情の避難所または信念の世俗的な現れである芸術は、20世紀...
4月10日から19日まで、ここトロントでは、イメージ・フェスティバルが開催された。これは毎年開催されている映画祭で、インディペンデント映画や映像作品が主に紹介されている。 まずは何はなくともオープニングパーティーから...
第5回ブエノス・アイレス・ファッション・ウィーク(BAFウィーク)が、今年も4月7日から10日に渡って、ルーラル・ソサイエティーにて開催された。テーマとデザイナーのモチベーションのリンクの強さが感じられた今回のファッション・...
この春で3回目を迎えるプリマベーラ・サウンド。スペイン国内では、重要な音楽祭のひとつになりつつあるフェスティバルだ。2001年の開催では、小規模なイベントがささやかに一日だけ行われただけだったが、今年は2日間に渡って開催...
ロンドンの中心部、トラファルガー広場にある美術館、ロンドン・ナショナル・ギャラリー。ここでは、 1990年から優れたアーティストを招待し、美術館のコレクションとしての作品を制作してもらう企画が行われている。そのアーティスト...
ニューヨークに住んでいる者として、ひとつ認めなければいけないことがある。それは、この街にいるからといって、そうめったに美術館などに脚を運ばないということだ。例えば、グッゲッンハイム美術館、メトロポリタン美術館、ニュー...
一人一サイン波というルールの元みんなでサイン波の海を作り出す、サイン・ウェーブ・オーケストラ(S.W.O.)。40名以上の人々が各々のサイン波を持ち寄り、4月18日に多摩美術大学八王子キャンパスデザイン棟ギャラリーで開催された。...
1990年代にヤング・ブリティッシュ・アーティスト(YBAs)の寵児として名乗り出たダミアン・ハーストの回顧展が、4月17日にオープンしたサーチ・ギャラリーで開催中だ。テムズ川沿いの現代美術の双璧を担うテート・ブリテンとテート・...
今年で3回目を迎えた、スペイン、バルセロナのOFFF フェスティバル。例年通り、今年も私達はこの祭典に参加し、アーティスト達へのインタビューを決行した。実を言うと、このインタビューはかなり大変な仕事だった。と言うのも、イベ...
6月12日木曜日午前11時。 シフトのスタッフが現れない。僕はこの日のこの時間に、日本からやってきたシフトのスタッフ3名とメイン会場であるバルセロナ現代美術館の前で待ち合わせをしたはずなのに、どこを探しても彼らの姿は見当た...