朝食のためのリーディング
リーディング・フォー・ブレックファストという団体がある。これは、およそ2週間毎に開かれるサークルで、朝食をとりながら物語の朗読を楽しむのが目的だ。そして今回、このサークルからのはじめての本が出版された。そしてその記念...
リーディング・フォー・ブレックファストという団体がある。これは、およそ2週間毎に開かれるサークルで、朝食をとりながら物語の朗読を楽しむのが目的だ。そして今回、このサークルからのはじめての本が出版された。そしてその記念...
アルネ・ヤコブセンの生誕100周年を記念して、現在ハンブルグのダイヒトーアハレンで、「アルネ・ヤコブセン:完全なモダン」と題した展覧会が開催されている。ヤコブセンは、1930年から70年代にかけて活躍したデンマーク人建築家。完...
Sybilla ファッションは、社会とその時代の世相を反映していると言っても過言ではない。ここマドリッドにあるレイナ・ソフィア国立美術館では、6月18日からスペインのファッションを紹介する展覧会が開催されている。1100m2の敷...
2年に1度、水の都ヴェネツィアで開催される国際的な現代アートの祭典、ヴェネツィア・ビエンナーレ。「夢と衝突」というテーマの下開催されている記念すべき第50回目のビエンナーレ。アルセナーや、ジャルディーニ公園およびレコッ...
音楽とアートのカップリングは、昨日今日に始まったものではない。しかしテクノロジーが発達するにつれ、アルバムジャケットと音楽の関係は、きわめて機能的な無機的なものへと変遷していった事実は否めない。12インチのレコードスリ...
現在、シカゴ現代美術館では「ジョン・カリン展」が、8月23日まで開催されている。彼の作品からは、クルーベやマネ、ブーシェ、ティエポロ、エル・グレコ、クラーナハといった巨匠達の作品要素がぎっしりと詰まっており、作品の中で取...
現代アートの基礎となる、60年代から70年代にかけての概念芸術運動(コンセプチュアリズム)は、アイディアやコンセプトを作品の中心的な構成要素とする。この概念の芸術(コンセプチュアル・アート)は、非物質化(テキストや図や表...
トゥーランドットは、世界で開催されている有名なオペラ作品だが、それをここソウルでも鑑賞できたことは、今だに信じられないし、それ程僕はラッキーだったのだと思う。4日間に渡って、ソウル市内のワールドカップ・スタジアムにて...
フランス領事館が、毎年5月にここ香港で開催しているイベントがある。それが、ル・フレンチ・メイ。SARSコロナウイルスが世界中を恐怖に陥れている昨今。そんな状況下の中でも、第11回目が開催された。 ル・フレンチ・メイは、199...
周りを見渡してみると、僕達の生活の中には四角い箱が溢れていることに気付く。街は碁盤の目のように区画されているし、スチールやガラスを巧みに使用した建築は、ミース・ファン・デル・ローエのお気に入りだった。商品も、パッケー...
ふと、自分を取り囲む全てのもの、人々を抱きしめたくなる瞬間がある。散らかった部屋、夜のビーチ、昼間の公園、全ての背景が美しく、そんな時間を過ごす自分たちが美しくてたまらなくなる。TVスターやコミックヒーローなんかより...
国際色豊かで様々な顔を持つ街、ブエノスアイレス。そんなこの街で5月12日に開催されたのが、ビーナス・プロジェクトという展覧会だ。会場は、ブエノスアイレス・ラテンアメリカ美術館。 南半球に位置するブエノスアイレスの今...