今、この時代に考える「人道」

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© REUTERS / Omar Sanadiki

アートは「人道」の概念をどこまで表現できるのか。ジュネーブ諸条約70周年の記念に、スイスのエリゼ写真美術館(ローザンヌ)がスイス連邦外務省と共に、赤十字国際委員会(ICRC)との対話から制作した展覧会『今、この時代に考える「人道」』が、東京の恵比寿エリアにて2021年10月2日から31日にかけて開催される。

人類愛、公平、中立、独立という4つの「人道」の原則を、スイス国内外の17名のアーティストの写真や作品を通して、時と場所により変わりうるその概念、そして今を生きる私たちとの関わりへの考察を鑑賞者に促すきっかけになることを本展は意図している。

本展は、あなたの中の「人道」、スイス人アーティスト10名による10の視点「映像で描く」*、あなたに問う6つのストーリー「人道についての対話」、写真家・今岡昌子の視点「危機とカタルシス」に分かれ、恵比寿ガーデンプレイス近辺を散歩しながら、4つの視点を鑑賞できるようにデザインされている。

これらコンテンツに、さらなる視点を加えるパネルディスカッション「混迷深まるアフガニスタンの今〜現地とつなぎ、最新の人道ニーズを知る」「UNHCR –故郷を追われた女性・少女の保護と未来に向けて」、レクチャー「平和と人道主義」が、会期中にオンラインで開催される。

また、展覧会の全コンテンツを網羅するガイダンスビデオが加わったウェブサイトも公開されている。学校や友人、グループ、また個人が考える「人道」について掘り下げ、周りを見渡して、まずは自分ができること(=人道の実践)を思い描くためのツールとして活用してはいかがだろう。

今、この時代に考える「人道」
会期:2021年10月2日〜31日(屋外展示)
*一部映像コンテンツは、日仏会館・フランス国立日本研究所(恵比寿3-9-25)で、10月16日まで
会場:恵比寿ガーデンプレイス近辺
住所:東京都渋谷区恵比寿4-20-3
TEL:03-5449-8437(在日スイス大使館 広報文化部)
https://here-and-now.jp

Text: Editor

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