アーティスツ・フェア・キョウト 2020

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Animalizing Object (Gamelan) 2019 © Gaku Kurokawa

アーティスト主導のアートフェア「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2020」(アーティスツ・フェア・キョウト)が、2月29日・3月1日の2日間に渡って京都文化博物館別館をメイン会場に開催。第三回目の開催となる今年は、過去最多60組を超えるアーティストが出品する。

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ディレクターには、椿昇、アドバイザリーボードには、名和晃平塩田千春宮永愛子ヤノベケンジらをはじめ、第一線で活躍するアーティスト陣19名を迎え、それぞれ異なる視点からのキュレーションと公募により将来に期待を寄せる新進の若手アーティストを選出。ペインティングから立体、写真、テクノロジーを駆使したインスタレーションやパフォーマンスに至るまで、多種多様な表現手法の作品が一同に介する。

アーティストが企画から出品までを行う、これまでのアートフェアの枠組みを超えた本フェア。歴史ある京都の施設を展示空間に変え、現代アートを鑑賞できるのも、本フェアの見どころの一つ。サテライト企画として創業安政三年の下鴨茶寮などでの特別展や、アート・パフォーマンス、即席オークションなどのイベントも行われる予定。美術展とアートフェアの境を取り払った、新しいアートイベントとして注目だ。

出展アーティスト:あいそ桃か、赤羽史亮、芦川瑞季、石黒健一、石原梓、伊藤学美、井上七海、海野由佳、江川恵、エレナ・トゥタッチコワ、大場遼平、柄澤健介、木村翔馬、木村太一、黒川岳、黒崎香織、KAC、顧剣亨、高資婷、三枝由季、柴田直樹、白木良、竹内義博、武田諭、武智陸、東條由佳、トモトシ、西垣肇也樹、西原彩香、野田ジャスミン、ハシグチリンタロウ、花岡伸宏、HIZGI、広瀬菜々&永谷一馬、廣田碧、方圓、フェアフェア:宇野湧・黒木結・MIMIC、前田紗希、前谷開、水無瀬翔、南大輔、三保谷将史、宮田彩加、森井沙季、山城優摩、山本捷平、吉田桃子、米村優人、劉李杰 ほか

ARTISTS’ FAIR KYOTO 2020
会期:2020年2月29日(土)、3月1日(日)※28日(金)は特別内覧会
時間:11:00~18:00
会場:京都府京都文化博物館 別館、京都新聞ビル地下1階
入場料:1,000円(学生無料 要・学生証) ※京都新聞ビル地下1階は無料
主催:京都府、ARTISTS’ FAIR KYOTO 実行委員会、文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会
共催:京都新聞
後援:京都商工会議所、一般社団法人京都経済同友会
TEL: 075-414-4222(ARTISTS’ FAIR KYOTO 実行委員会)
https://www.artists-fair.kyoto

本イベントは新型コロナウィルス(COVID-19)流行の現状を考慮し中止となりました

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マリアンナ・ドブコウスカ
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