「バービー」展
NEWSText: Aya Shomura

Barbie Lagerfeld © Mattel
「バービー」展がパリの装飾芸術美術館にて9月18日まで開催されている。フランスの美術館でバービー人形の展覧会企画がされるのは初めてのこと。デザインやファッション、おもちゃ、広告などのコレクションでも知名度のあるこの場所は、20〜21世紀のおもちゃの社会的にも文化的にも影響を及ぼし、様々な物語を持つバービーにとってもうってつけの会場と言える。
美術館のコレクション(人形やガウン)室の横1,500平米の広さに、700体のバービーが並び、「バービーの生涯」として現代美術家によるデザインや(新聞、写真やビデオといった)記録も展示されている。
多くのオートクチュールが「ファッショニスタ」であるバービーとともに歩み、最高に贅沢で優雅な衣装を提供してきた。本展ではパコ・ラバンヌ、ティエリー・ミュグレー、クリスチャン・ラクロワ、ジャン=ポール・ゴルチェ、メゾン・マルタン・マルジェラやクリスチャン・ルブタンといったメゾンのバービー衣装も展示している。
「Barbie」展
会期:2016年3月10日(木)〜9月18日(日)
時間:11:00~18:00(木曜日は21:00まで)
休館:月曜
会場:Musée des Arts décoratifs
住所:107, Rue de Rivoli, 75001 Paris
TEL:+33 (0)1-4455-5750
料金:11ユーロ
https://www.lesartsdecoratifs.fr
Text: Aya Shomura
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