ヴァスコ・ムラオ展「マツド・パーセプションズ」
NEWSText: Ayumi Yakura
都市の街並みや建築物を線画で描くポルトガル出身の美術家、ヴァスコ・ムラオが、千葉県松戸市に滞在して感じた「人の思い」や「暮らし」を込めて制作した作品「マツド・パーセプションズ」が、現地で1月31日まで公開されている。
建築家から美術家に転身し、現在ではワシントン・ポストやニューヨーカーなど著名な新聞・雑誌にも作品を提供しているヴァスコ・ムラオ。 江戸時代から宿場町として栄えた松戸では、現在、ホテル跡地などを活用して海外のアーティストを招待し、住民との交流を通して、松戸でしか出来ない作品の制作を支援するアーティスト・イン・レジデンス「パラダイスエア」が継続的に運営されており、今年度の公募では世界55カ国、合計251通の応募より同氏が選出された。
ロングステイ・プログラムの集大成となる本展では、約3ヶ月間の滞在で「現在の松戸の街」をテーマに描いた作品を、松戸市文化ホールのほか、隣接する広場や駅前へ展示。会期中の1月24日(日)には、実際の街並みを見渡せる同ビルの20階で「滞在報告会」も開催される。
ヴァスコ・ムラオ作品展示「Matsudo Perceptions」
会期:2016年1月22日(金)~31日(日)
時間:10:00~18:00
会場:松戸市文化ホール、伊勢丹前プラザ広場
住所:千葉県松戸市松戸1307番地の1 松戸ビルヂング4階
※松戸駅西口デッキでも1月24日(日)まで展示
滞在報告会:1月24日(日)15:30~17:30、松戸ビルヂング20階
TEL:047-364-8832(松戸まちづくり会議)
https://paradiseair.info
Text: Ayumi Yakura
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