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「3.11以後の建築」展

NEWSText: Aya Shomura

伊東豊雄+乾久美子+藤本壮介+平田晃久+畠山直哉《陸前高田の「みんなの家」》 Photo: HATAKEYAMA Naoya

伊東豊雄+乾久美子+藤本壮介+平田晃久+畠山直哉《陸前高田の「みんなの家」》 Photo: Naoya Hatakeyama

水戸芸術館 現代美術ギャラリーにて「3.11以後の建築」展が、11月7日から始まる。本展ではゲストキュレーターに五十嵐太郎(建築史家、建築評論家)、山崎亮(コミュニティデザイナー)を迎え、2011年3月11日に起きた東日本大震災以降の社会の変化に自分なりの考え方や手法で向き合う21組の建築家の取り組みを紹介する。

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建築家と建築界は、津波の圧倒的な破壊力に、建築物を強化するだけでは解決できない問題を突きつけられると同時に、人と人との繋がり、地域と人の関係といったソフト面からのアプローチの重要性、未曾有の惨事となった原発事故によるエネルギー問題、果ては少子高齢化などこれからの日本において、建築家がどのような役割を果たし、どのような未来を描こうとするのか、批判と期待の両方をもって問われている。

金沢21世紀美術館からの巡回展だが、東日本大震災の被災地でもある水戸にローカライズした展示を加えるとともに、金沢での展示から1年を経て進展のあった参加建築家のプロジェクトのその後も盛り込み、アップデートされた内容となっている。

3.11以後の建築
会期:2015年11月7日(土)〜2016年1月31日(日)
時間:9:30~18:00
休館:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始
会場:水戸芸術館 現代美術ギャラリー
住所:茨城県水戸市五軒町1-6-8
TEL:029-227-8111
https://arttowermito.or.jp

Text: Aya Shomura

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