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六本木アートナイト 2010

HAPPENINGText: Kayo Tamura

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六本木ヒルズの中では、音や光、映像をつかったインスタレーションを体験することができた。市川武史による「オーロラ’10 Roppongi」は外側からだけではなく、内側から見ることもできるインスタレーション。

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モニターを通じて遊ぶことができるインタラクティブアートは、浅野耕平による「六本木の猫道」だ。

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韓国のアーティスト、チェ・ジョンファの「ロータス」は毛利庭園の池に大きな花をさかせ、桜とともに夜の六本木を華やかに飾った。

森美術館は24時〜翌朝6時までの時間帯に限り入館料500円となり人で溢れていた。夜中にもかかわらず、近くのカフェや町も大勢の人で賑わい、活気溢れる印象だった。

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一日限り、しかも深夜という条件でこれだけ人があつまるのは、六本木という街独特の特性なのかもしれない。ただ単にアートのイベントという括りではなく、街全体が活性されている印象を持った。今回は主に六本木ヒルズを中心としたレポートになったが、21_21 DESIGN SIGHTや東京ミッドタウンも、六本木ヒルズに劣らず盛り上がりを見せていた。各都市を結ぶ無料シャトルバスや、駐車場のサービスなど、来場者にもうれしいサービスがあり、これからどんどん進化していくだろうと感じた。早くも来年もさらに進化したアートナイトが楽しみだ。

六本木アートナイト 2010
会期:2010年3月27日(土)・28日(日)
会場:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース
入場料:無料(但し、一部の美術館企画展およびプログラムは有料)
https://www.roppongiartnight.com

Text: Kayo Tamura
Photos: Kayo Tamura

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