レベッカ・ホルン展「静かな叛乱 鴉と鯨の対話」
ゼロ年代の最後の年である2009年、それは展覧会の当たり年だった。 いま振り返ってもそう感じるのは、とくに女性作家の個展が素晴らしく、印象に残ったからだろうか。例をあげるならば、森美術館のアネット・メサジェ展、目黒区美...
ゼロ年代の最後の年である2009年、それは展覧会の当たり年だった。 いま振り返ってもそう感じるのは、とくに女性作家の個展が素晴らしく、印象に残ったからだろうか。例をあげるならば、森美術館のアネット・メサジェ展、目黒区美...
3年目を迎える今年、シンガポール・デザイン・フェスティバルはその規模と深みをよりいっそう増した。今年のテーマ「デザイン2050」は、シンガポールで最も優れたデザインと世界のデザインシーンを集結させることでデザインの未来を...
もしかしたら、音楽を聴きながらダイビングするという考えが胸をよぎった経験があるかもしれない。今、この瞬間に、アップル社のエンジニアが水中iPodを開発しているかもしれないが、そのような経験を楽しみたいなら、ウェットサウン...
オーストリアの首都で5周年を祝う注目のアートイベント。 デザイン、映画、演劇、ファッションなどの分野と同様、アートの世界もある意味でクリエイティブなビジネスと言える。目に見えるものを創り出し、沢山の(そして願わくば...
ベルベケ財団エントランス 2007年に設立されたベルベケ財団は、ギァート・ベルベケの個人的なアート・コレクションを保有している。ベルギーのケゼーネに位置するこの財団は、創設者ベルベケによる旧運送会社として使われていた...
政治をテーマにしたイラストレーションを描くオランダ人アーティスト、マタイアス(Mathias)の世界初の個展が、2009年11月20日〜2010年1月31日の間、DIESEL DENIM GALLERY AOYAMAにて開かれている。 マタイアス個展「ALL ABOUT ...
「Living and Interior fair」をスローガンに掲げる、コクーン・フェアがブリュッセル・エクスポで開催された。公式ウェブサイトからは、今回のイベントが期待できるものにみえた。 View from the Expo building, Brussels ...
今年初めて、ヨコハマ国際映像祭2009が2009年10月31日(土)~11月29日(日)の30日間、開催されている。会場は、3つのメイン会場と2つのサテライト会場から構成され、メイン会場である「新港ピア」、「BankART Studio NYK」では、...
2000年から始まったアートシンガポールは、近年アジア諸国でのアートフェアが増加する中で、東南アジアのトップギャラリーが集結するフェアとして、コレクターやアートファンから高い支持を受け、作品の売買だけに留まらず、東南アジ...
かつて貧民救済の施設として建てられ、「聖霊の家」と呼ばれた建物を会場に開催された「フォルス・ウォール」(偽の壁)展。建物は1996年から「フォールカマー」によってオーガナイズされ、展覧会やパフォーマンスが定期的に行われて...
「DUNE」(デューン)は、有名無名を問わず、世界中からオリジナリティ溢れるブランドを集めたセレクトショップ「Nid」(ニド)を運営している。今回、日本とオーストリア修交140周年をきっかけにスタートしたDUNEによるプロデュース...
今年で30回目を迎えるデザイン・フェスタ。8,500人を超えるアーティストが世界中から大集結する、アジア最大級のイベントである。毎回その数に圧倒され、表現者たちの多さに驚く。多いだけと侮ってはいけない。作品を買いに来る人や、...
昨今のアートフェアにおいては、その成功の度合いが数字で語られることが常であるが、今年の「FIAC」(Foire Internationale d’Art Contemporain /国際現代アートフェア)でも様々な角度から数字によって彩られた。 まずは450...
10月22日〜24日の3日間、目黒のクラスカにて「CREATOR'S PARK vol.1」が開催された。記念すべき第1回目のテーマは「green」 。次世代に繋げていきたいジャパンオリジナルのクリエイティブの数々が、参加クリエイターによる作品展...
「DOTMOV FESTIVAL 2009」は、未知なる才能を持ったクリエイター発掘と作品紹介の機会の創出を目的に開催されるデジタル・フィルム・フェスティバル。世界中から作品募集を受け付け、寄せられた作品は、ゲストクリエイターにより優秀...
10月1日、マカオのセナド広場の通りでは、国慶節(建国記念日)と中秋節を同時に祝う人々で溢れていた。観光客や愛国心溢れる住民をよそに、ピント・ムジカではベン・ヘン31の3階にあるCDショップがホストになり、ティーパーティーが...
「イラストレイティブ・ベルリン」は4年前に始まったフェスティバル。今回5回目を迎えた。ベルリンでの控え目なグループ展から世界中のイラストレーターの作品をフィーチャーする移動式のフェスティバルへと成長し、現在では会議プ...