FIAC 2009
昨今のアートフェアにおいては、その成功の度合いが数字で語られることが常であるが、今年の「FIAC」(Foire Internationale d’Art Contemporain /国際現代アートフェア)でも様々な角度から数字によって彩られた。 まずは450...
昨今のアートフェアにおいては、その成功の度合いが数字で語られることが常であるが、今年の「FIAC」(Foire Internationale d’Art Contemporain /国際現代アートフェア)でも様々な角度から数字によって彩られた。 まずは450...
10月22日〜24日の3日間、目黒のクラスカにて「CREATOR'S PARK vol.1」が開催された。記念すべき第1回目のテーマは「green」 。次世代に繋げていきたいジャパンオリジナルのクリエイティブの数々が、参加クリエイターによる作品展...
「DOTMOV FESTIVAL 2009」は、未知なる才能を持ったクリエイター発掘と作品紹介の機会の創出を目的に開催されるデジタル・フィルム・フェスティバル。世界中から作品募集を受け付け、寄せられた作品は、ゲストクリエイターにより優秀...
10月1日、マカオのセナド広場の通りでは、国慶節(建国記念日)と中秋節を同時に祝う人々で溢れていた。観光客や愛国心溢れる住民をよそに、ピント・ムジカではベン・ヘン31の3階にあるCDショップがホストになり、ティーパーティーが...
「イラストレイティブ・ベルリン」は4年前に始まったフェスティバル。今回5回目を迎えた。ベルリンでの控え目なグループ展から世界中のイラストレーターの作品をフィーチャーする移動式のフェスティバルへと成長し、現在では会議プ...
「+81」が主催する初のクリエイティブ・イベント、TOKYO GRAPHIC PASSPORTが、10月11〜12日の2日間に渡り開催された。「Tokyo Visualist Symposium」と「International Magazine Conference」と題した2つのメインイベントでは、世...
『偉大なる芸術とは、見つけにくく、愛し易い。』これはストックホルムで最も信頼されるギャラリーのひとつ、マガシン 3のスローガンである。なるほど、確かに的を得ている。郊外の工業地域に位置するこのギャラリーは、フィンランド...
9月18日から23日にかけて、ロンドン・ファッションウィーク春夏2010が、サマーセットハウスにて開催。オフスケジュールを含む89のショーと、35のプレゼンテーションによって構成され、25周年を迎える今年、各国から多くのファッション...
9月17日から20日までの週末の間、ニューヨークは創造と表現の実験室に変身した。これは「 コンフラックス・都市心理地理学フェスティバル」の一貫である。ギィ・ドゥボールによって作られた「心理地理学(サイコジオグラフィー)」と...
この地球上で最も素晴らしいアートの祭典のひとつであるヴェネツィア・ビエンナーレ。残念ながら私はその重要なイベントのオープニングを逃し、9月のはじめになるまでヴェネツィアを訪れることができずにいた。ニューヨークとロンド...
オーストリア北部の州都であり、この国三番目の都市であるリンツから頻繁に連想されるモットーは「イン・リンツ・ビギンツ」、すなわち「リンツは全てのものの始まり」という意味の言葉である。(あまり魅力的でないその背景にここで...
今年で第4回目の開催となる「越後妻有トリエンナーレ」。2000年から始まったこの芸術祭は参加アーティスト、作品数共に着々と数を増やし、今年は作品数約370点(内過去開催の恒久作品160点を含む)と、多くの作品を抱えるアートイベ...
真夏の香港に、ラグジュアリーでオシャレな香りとアートの展覧会を開催した「マッドハウス・コンテンポラリー」。花が咲き、香り溢れている一番美しい状態を意味する「ブルーム」と題されたこの展覧会は、好評の内9月5日に幕を...
夏が終わり、秋の気配が感じられる札幌で今年で3回目となる「マジカル・キャンプ 2009」が8月29日、30日に開催された。場所は昨年と同じくサッポロテイネハイランド・スキー場。冬は雪で真っ白に輝くゲレンデは今は芝生の緑がまぶし...
ストックホルムでは、アート、クラフト、ファッションデザインの高等教育が充実している。おそらく、コンストファックと呼ばれるスウェーデンの王立芸術大学と、ベックマンズ・スクール・オブ・デザインがアートとファッションそれぞ...
8月始めの1週間、ニューヨークはブラジル的な一面を現す。そして、トライベッカ劇場で開催の第7回ブラジリアン・フィルム・フェスティバルで判断するに、距離だけではブラジル文化の活気を感じることと、マンハッタンを切り離すこ...
昨年までニューヨークの街では不動産ブームが果てしなく続いていくように思われていた。特にブルックリン地区は顕著に市場がまだ上がり続けると予見した現金主義なディベロッパーの恰好な舞台となる。「高級集合住宅」はその地域の環...