「食の未来」展

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© Spritmuseum

未来学の世界に大きな一歩を踏み出してみよう。未来では、どんな種類の食品を食べるのだろうか? ミートボールはまだメニューにあるだろうか? それとも残ったサラダや実験室で作られた牛乳、昆虫でできたハンバーガーは私たちの毎日の食事の一部になっているのだろうか?

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2月7日から スウェーデンのスピリットミュージアムで「食の未来」展が開催される。これは、私たちは明日いったい何を食べるのか、未来の食に関する備え方、そして気候との重要な関係について提示する展覧会だ。

『この展覧会はすべての人にとって重要なのです。それで、実際に未来を代表する子どもたちと若者のためにこの題材を選びました。』スピリットミュージアムのディレクター、イングリッド・レフラーはこう語る。展覧会は現代的な健康の傾向を取り上げるが、1950年代のサイエンスフィクションの食品の捉え方を振り返り、この先30年間の食品と世界に関する予測にも取り組んでいる。私たちが何を食べ、どのように食品や飲料を製造するかによって、これまでにないほど気候と私たちの未来に影響を与えるということを否定することはできない。

この展覧会では、近い将来私たちのお皿の上には何が乗るのか、人口増加に対応できる十分な食料があることをどう確認するのか、また私たちの体を形作るタンパク質は植物や昆虫に由来するのかなど、様々な疑問が投げかけられる。もちろん展覧会のテーマは、美術館のプログラムやレストランのサービスにも反映される。今回展示を手掛けたノート・デザイン・スタジオは、未来を楽観的に見せ、かつ挑発的な展覧会を作り上げる。来場者は地球の色調や素材にもこだわり、食べ物や飲み物の分野を通じた詩的で束の間の旅を楽しむことができるだろう。

The Future of Food & Drink
会期:2019年2月7日(木)~10月30日(水)
時間:10:00〜19:00(月・火・水曜日17:00まで、日曜日12:00〜17:00)
会場:Spritmuseum
住所:Djurgårdsvägen 38-40, 115 21 Stockholm
TEL:+46 (0)8 1213 1300
https://spritmuseum.se

Text: Editor

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