濱田祐史「ブロークン・コード」展

NEWSText: Ayumi Yakura

Yuji Hamada_Press_#A468

© Yuji Hamada, Courtesy of PGI

写真をメディアとして『「見る」とはどういうこと なのか、「見えない」とはどういうことなのか』という問いかけをもとに撮影、制作をしている濱田祐史の個展が、東京の写真専門ギャラリー「PGI」(ピー・ジー・アイ)にて5月10日から7月8日まで開催されている。

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本作「Broken Chord」(ブロークン・コード)は、濱田祐史が滞在したポーランドのヴロツワフでの、日本では経験することのできない他文化との地続きの感覚や、人々の習慣や考え方の中にしばしば垣間見える歴史の痕跡に触れた体験を元に制作された。ポーランドは、何度か国境線が変化するという歴史的経験を持ち、東側社会主義国家の中ではハンガリーとともにいち早く民主化への模索がなされた。

モノクロームでの作品発表は初めてとなる濱田は、ストレートなプリントのほかに、二台の引伸機を使った多重露光の作品も制作。カラーではなくモノクロームを使用すること、多重露光とストレートなプリントをミックスして見せることで、現実の中に潜む見えない存在(その土地の時間や記憶の蓄積)を印画紙の上に表現した。本展では、ゼラチンシルバープリントの写真作品47点が展示されている。

濱田祐史「Broken Chord」展
会期:2017年5月10日(水)〜7月8日(土)
時間:11:00〜19:00(土曜日は18:00まで)
休廊:日・祝日
会場:PGI
住所:東京都港区東麻布2-3-4 TKBビル3F
TEL:03-5114-7935
https://www.pgi.ac

Text: Ayumi Yakura

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