© Toshiya Kobayashi

長年にわたり植物をモチーフに作品を制作し、現在は東京・ドイツ・スイスを中心に活動する北海道出身のアーティスト、小林俊哉の個展が、クラークギャラリー＋SHIFTにて7月1日から30日まで開催される。

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雑草の定義は人それぞれだが、私たちが住む日本には約1,000種類の「雑草と言われている植物」が生息している。ひと言で「雑草」と言えどもそれぞれに名前があり、ひとつの命を総称や数字で表すことは、その命の名前、その命が過ごしてきた時間や背景を見えなくしてしまう。人間のみならず、何も語らざる植物にも、ひとつの命には必ずひとつの名前がある。そう考えると「雑草」などこの世には存在しないのかもしれない。

本展では、命の重さについて考えさせられる現代社会で、「雑草」をテーマとした絵画、写真、そして乾燥させた植物に着色した立体作品を展示。また会期中には、同じく札幌市内のギャラリー門馬にて、小林俊哉 個展「明けない夜」が7月7日から23日まで同時開催される。

小林俊哉 個展 「何も語らざるものたち。 -雑草-」
会期：2017年7月1日（土）～30日（日）
時間：11:00～19:00
休廊：月・火曜日（7月17日は祝日のため開廊、18日・19日が休廊）
会場：クラークギャラリー＋SHIFT
住所：札幌市中央区南3条東2丁目6 MUSEUM 2階
TEL：011-596-7752
https://www.clarkgallery.co.jp

（同時開催）小林俊哉 個展 「明けない夜」
会期：2017年7月7日（金）～23日（日）
時間：11:00～18:00
会場：ギャラリー門馬
住所：札幌市中央区旭ヶ丘2丁目3-38
TEL：011-562-1055
https://www.g-monma.com