「cara de turista – 2」2016, © Tadahiko Ikegaki

版画を起点に持ちながらも、平面・立体と多様な作品を発表している池垣タダヒコの個展「リボンと角柱」が、大阪の「ギャラリーノマル」にて6月17日から7月15日まで開催されている。

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高校卒業後メキシコに3年間滞在し、その圧倒的なエネルギーに多大な影響を受けたのち1977年に帰国、以後美術の道に進んだ池垣タダヒコ。本展では、腐食させた銅板を組み立て彩色を施した立体作品、版画やドローイングとスナップ写真を組み合わた新シリーズの平面作品など、新作と近作を併せて展示。併せて、池垣が日々書き溜めている膨大な量のドローイング等を精選し約200ページに編集、一冊にまとめた作品集がノマルエディションより出版された。

会期終了後には、台湾の「ギャラリー・グラン・シエクル」にてノマルとのエクスチェンジ・プログラムによる個展が8月11日から9月8日まで開催される。

池垣タダヒコ「リボンと角柱」展
会期：2017年6月17日（土）～7月15日（土）
時間：13:00～19:00
休廊：日曜日
会場：ギャラリーノマル
住所：大阪市城東区永田3丁目5番22号
TEL：06-6964-2323
http://www.nomart.co.jp/gallery/