「RE: 解体新書」展

NEWSText: Ayumi Yakura

「HISSS」© サエボーグ Photo: 安田暁

多様な身体の在り方を映し出す11名の創作を集めた展覧会「Re: 解体新書」が、広島県福山市にある築150年の蔵を改装した空間の中で「アウトサイダー・アート」を主として展示している「鞆の津ミュージアム」にて3月5日まで開催されている。

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江戸時代に杉田玄白らが翻訳し著した「解体新書」。それは、解剖と観察にもとづいて人体の仕組みを伝えると同時に、現在に至るまでの進化、他の生物との連続性を伝え、自らの身体を再発見する見方を与えてくれるものだった。

身体は生まれてから常に変化を続け、同じ状態に留まる事は無い。生まれつき身体が人と異なっていたり、病気や事故や老化で身体機能が失われる場合もある。そのような身体条件の差異や変化に直面した時に、人々は規範的ではない新たな身体の在り方を模索してきた。

アートで多様な身体の在り方を映し出す本展は、私たちの身体に宿された様々な可能性や見方を得る為の『新たな解体新書』として鑑賞する事ができるだろう。

鞆の津ミュージアム自主企画展「Re: 解体新書」
出展:上野良太、岡雪江、渡辺航一郎、タナカ マコト、winky.ω、Verg、Kanoguti、39819、鈴木智、ヴィヴィアン佐藤、サエボーグ
会期:2016年11月12日(土)〜2017年3月5日(日)
時間:10:00~17:00
休館:月・火曜日(祝祭日の場合は開館)
会場:鞆の津ミュージアム
住所:広島県福山市鞆町鞆271-1
TEL:084-970-5380
http://abtm.jp

Text: Ayumi Yakura

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