高倉大輔 作品展「モノドラマチック/ルーズポリヘドロン」

NEWSText: Ayumi Yakura

© Daisuke Takakura

俳優、グラフィックデザイナー、写真家として活動し、昨年はルーブル美術館の地下で行われたフォトフェア「フォトフィーバー」のメインビジュアルに作品が使用されたアーティスト・高倉大輔の個展が、ソニーイメージングギャラリー銀座にて8月18日まで開催されている。

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本展のタイトルにある「モノドラマチック」とは、モノドラマ(一人芝居)とドラマティック(劇的な)を合わせた造語であり、「一人芝居」をモチーフとして演劇やデザインの要素を盛り込んだ作品シリーズ。一人の人物の様々な動きや表情をデジタル的に画像合成し1枚の写真として表現している。

そして、緩やかな多面体を意味する新シリーズ「ルーズポリヘドロン」は、「感情のタイポロジー(類型学)」をイメージして作られた作品群。五角形の感情バランスチャートを撮影の前に書いてもらい、それをベースにその人物の感情を画像合成し視覚化した作品シリーズだ。

高倉大輔 作品展「monodramatic / loose polyhedron」
会期:2016年7月29日(金)~8月18日(木)
時間:11:00~19:00(最終日は15:00まで)
ギャラリートーク:8月7日(日)16:00~17:00/入場無料・事前予約不要
会場:ソニーイメージングギャラリー銀座 ギャラリー2
住所:東京都中央区銀座5−3−1 ソニービル6階
TEL:03-3571-7606
https://www.sony.co.jp/imaging/gallery/

Text: Ayumi Yakura

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