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カリー・スプーナー展「いつわりの涙とアウトソーシングについて」

NEWSText: Aya Shomura

Cally Spooner, "On False Tears and Outsourcing" – dancers responsible for delivering self-organized efforts to resolve difficult and time-consuming issues “go the distance” across multiple overlapping phases using appropriated competitive strategies and appropriated intimate gestures, 2015. Installation view: Vleeshal Markt, Middelburg, the Netherlands. Courtesy Vleeshal Markt, Middelburg, the Netherlands. Photo: Anda van Riet

Cally Spooner, “On False Tears and Outsourcing” – dancers responsible for delivering self-organized efforts to resolve difficult and time-consuming issues “go the distance” across multiple overlapping phases using appropriated competitive strategies and appropriated intimate gestures, 2015. Installation view: Vleeshal Markt, Middelburg, the Netherlands. Courtesy Vleeshal Markt, Middelburg, the Netherlands. Photo: Anda van Riet

カリー・スプーナーが自身初のアメリカ個展となる新作インスタレーション展「いつわりの涙とアウトソーシングについて」を、ニュー・ミュージアムにて開催中だ。彼女は、先日までアムステルダム市立美術館(ステデライク・ミュージアム)での個展を終えたばかりで、フリーズ・フィルム2014では講堂上映となるフィルムのディレクターも務めたアーティスト。

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本作品は、展示空間への「建築的追加」シリーズと、それぞれ乖離しながらも密接に関係する舞踏指導対立に呼応するダンサー集団の存在を内包している。ラグビー選手と映画監督の指導を受けたダンサー達は、「スタンドアップ・スクラム」(ソフトウェア開発チームの間で人気の、状況報告をするための日々のチームミーティング法)の理論に沿って、身体をぶつけ合うスポーツやマネージメント戦略、スクリーン上でのロマンスなどからコミュニケーション方法を学んでいく。身体とマネジメント構造の交わりを通じ、スプーナーは、人間の身体が接触することで力がいかに表出するのかを模索、表現している。

「いつわりの涙とアウトソーシングについて」展は、2015年にオランダはミーデルブルグの精肉マーケットを皮切りとした長期にわたる同名プロジェクトの一環。情動の演出や現し身が直面する矛盾、人材として消費される過程を考慮すると、このプロジェクトは、コミュニケーションにおいて相互に高まる要求が、個々に模索(アウトソーシング)しているはずの表現方法を、既存のジェスチャーや手順へと強制的に至らしめるという皮肉なシチュエーションの公開作品である。

カリー・スプーナー展「On False Tears and Outsourcing」
会期:2016年4月27日(水)~6月9日(木)
時間:11:00~18:00(木曜21:00まで)
休館日:月曜・火曜日
会場:New Museum
住所:235 Bowery, New York, NY 10002
TEL:+1(212)219-1222
料金:一般 16ドル、シニア 14ドル、大学生 10ドル、18歳以下 無料
http://www.newmuseum.org

Text: Aya Shomura

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