“Okhotsk” © Akiyoshi KItagawa

4月21日から5月10日まで、グランビスタギャラリー サッポロにて、写真家・ビデオアーティストである北川陽稔の作品展「オホーツク #01」が開催される。北川は、東京にて映像作家として活動し、短編映画の制作等を行っている。

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近年は主に北海道を制作のフィールドとし、土地の歴史的背景やランドスケープに着目。時の多層性をコンセプトとしたアプローチで写真やビデオによる作品を制作している。本展では、北海道に住む祖先がシベリアのバイカル湖周辺にその起源を持つという仮説に基づき、オホーツクでのフィールドワークを実施した中で撮りためた写真とインスタレーションの展示、販売。

初日には、北川のほか、フォログラファーの露口啓二、彫刻家の国松希根太との記念トークセッションも開催される。冬のオホーツクの風景と、先住民族の資料を複写・収集し、古の風土と現在を二重写しにするイメージの生成という試みを通して、DNAに秘められた「仮説」を辿ってみてはどうだろう。

北川陽稔 作品展「Okhotsk #01」
会期：2016年4月21日（木）～5月10日（火）
時間：11:00～19:00（最終日は17:00まで）
記念トーク&レセプション：4月21日（木）18:30～20:30（無料、要予約、先着順100名）
会場：グランビスタギャラリー サッポロ
住所：札幌市中央区北１条西４丁目 札幌グランドホテル１階ロビー
主催：グランビスタ ホテル&リゾート、札幌グランドホテル
TEL：011-261-3311
http://www.grand1934.com