© Simon Fowler

世界各地でアンダーグラウンド・ミュージックのアートワークを数多く手がけるロンドン在住のアーティスト、サイモン・ファウラーの回顧展「ノー・リザベーションズ」が、大阪のオルタナティブ・スペース「パルプ」にて3月19日まで開催されている。

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近年、クリスチャン・ルブタンやアレキサンダー・マックイーンに作品を提供するなど、ファッションの業界でも活動しているファウラーは、2007年にSunn O)))（サン）とBoris（ボリス）の日本ツアーのアートワークを手がけて以来、様々なミュージシャンやレーベルに作品を提供。この10年間は、インクを使用した手書きのイラストレーションなど、ディテールに凝った作品を多く発表する一方で、プリントメーカーとして、ヨーロッパとアジアの凸版印刷技術を組み合わせるなどの試みを行っている。

回顧展となる本展では、長年にわたるスタイルの変化、そして彼の作品に込められたディテールや感情が紹介される。また、今年４月に河村康輔と立ち上げるという新プロジェクト「Lost for Words」（ロスト・フォー・ワーズ）の活動にも注目したい。

Simon Fowler exhibition「No Reservations」
会期：2016年3月12日（土）～19日（土）
時間：13:00～20:00（最終日は11:00〜17:00）
オープニングパーティー：3月12日（土）18:00〜20:00
会場：Pulp
住所：大阪府大阪市西区南堀江1-14-14-103
TEL：090-7767-3926
https://pulpspace.org