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グイド・ヴァン・デル・ウェルヴェ個展「キリング・タイム | 無為の境地」

NEWSText: Ayumi Yakura

第8番「心配しなくても大丈夫」, グイド・ヴァン・デル・ウェルヴェ, 2007年

第8番「心配しなくても大丈夫」, グイド・ヴァン・デル・ウェルヴェ, 2007年

自らが行ったパフォーマンスの記録を基にした映像作品を制作し、これまでにシアトル美術館アムステルダム市立美術館などでも個展を開催しているオランダ人アーティスト、グイド・ヴァン・デル・ウェルヴェの日本初個展「キリング・タイム | 無為の境地」が、京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA(アクア)にて3月31日まで開催されている。

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幼少期からクラシック音楽の教育を受けたウェルヴェは、作品で使用する楽曲も自身で作曲しているほか、マラソンやアイアンマン・トライアスロンなど、忍耐が必要とされるスポーツへ造詣が深く、作品中でも身体を酷使するパフォーマンスが目立つ。例えば、第9番「世界と一緒に回らなかった日」で彼は地理上の北極点に立ち、24時間かけて地球の自転と反対に回り続けることで、文字通り「世界と一緒に回らなかった」パフォーマンスを行っている。

本展では、音楽のように直感的に伝わる視覚芸術を理想とするウェルヴェによる、最新作を含む過去10年間の作品群が回顧的に展示されている。

グイド・ヴァン・デル・ウェルヴェ個展「killing time | 無為の境地」
会期:2016年2月20日(土)~3月21日(月・祝)
時間:11:00~19:00(入場は18:30まで)
休館:月曜日、3月22日(3月21日は開館)
会場:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
住所:京都市中京区押油小路町238-1
TEL:075-253-1509
https://gallery.kcua.ac.jp

Text: Ayumi Yakura

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