赤松正行+ARARTプロジェクト「もの みる うごく AR美術館」

NEWSText: Satsuki Miyanishi

毎年夏に開催されているICCッズ・プログラム。今年は赤松正行+ARARTプロジェクトによる、AR(拡張現実)技術を使った作品を展示し,もうひとつの「現実」を見ることをテーマとしている。以前SHIFTのカバーを手掛けた大石暁規の作品「スマイル・ワールド」も登場する。

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会場に展示される絵や写真やイラストを携帯端末のカメラを通して見てみると、イラストが動き出して物語のように見えはじめたり、写真の花のつぼみが咲いたり、小さなキャラクターが集まって違った形に見えたり、絵本の挿絵が動き出したり、四角い箱が不思議な動きをしたり、さまざまなことが起こる。

現実の世界に、実際には見えていないもうひとつの世界を重ね合わせることができるのがARという技術の特徴だ。この展覧会では、コンピュータや映像の先端的技術を使った作品を通して、楽しみながら考える体験ができる。

赤松正行+ARARTプロジェクト「もの みる うごく AR美術館」
会期:2013年7月30日〜9月1日
時間:11:00〜18:00(月曜日休館)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] 4階特設会場
住所:東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4階
入場無料
TEL:0120-144199
https://www.ntticc.or.jp

Text: Satsuki Miyanishi

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