ディスロケイト 08
NEWSText: yurie hatano
様々な分野の視点から、アートとテクノロジー、地域性の在り方について考察することを目的としたプロジェクト「ディスロケイト 08」。2008年の8月30日から9月21日にかけて、日本、ヨーロッパ、アメリカ、そしてアジア諸国から専門家が集い、作品の展示やシンポジウム、ワークショップの開催を通じて、空間や場所に対する意識やテクノロジーの進歩が私達の意識をどのように広げ、どのような変化をもたらすかについて積極的な問いかけを行う。
展覧会では、特定の展示空間を持たないタイプの作品を介して周囲の環境へと積極的に働きかけ、そこに観客も参加しながら周囲の環境の新しい一面や、日頃は関わりのない場所を体験。モバイルメディアによる作品などが発表される。シンポジウムでは「コンストラクティング・プレイス(場所の創造)」というタイトルのもと、アーティストやデザイナー、建築家、都市設計家達が「空間」という概念、さらには新しいテクノロジーが人々と空間の関係性におよぼす影響について考察していく。また、ワークショップでは、横浜に張り巡らせれたネットワークを通じて、鉄道/地下鉄、道路や脇道から見える都市の、絶え間ない運動を検証していく予定。
参加アーティスト:ブラスト・セオリー、ドリュー・ヘメント、ヴェンザー・クライスト、ジェン・サザン、平川紀道、津田道子、前林明次、ほか。
ディスロケイト08
会期:2008年8月30日〜9月21日
会場:ZAIM、創造空間9001、銀座芸術研究所
info@dis-locate.net
https://www.dis-locate.net
Text: yurie hatano
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