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カーペンター・ワークショップ

PLACEText: Aron Morel

カーペンター・ワークショップ

ロンドンのメイフェアギャラリーセンターの中心部、カーペンター・ワークショップは伝統あるギャラリーが多いこの地域でひときわ際立った存在である。今年3月に新しくオープンしたこのギャラリーは、デザイン力のあるアート作品を一極集中させているアルバマールやコルクストリートに軒を連ねる伝統的なギャラリーからは異を放っている。

カーペンター・ワークショップ
Carpenter Workshop

各々のユニークなシリーズの限定作品は、ギャラリーのフィロソフィーである「機能性のある彫刻」に焦点を当て、デザイン、アート、そして機能面の境界線において、誰も答えることのできない質問を投げかけている。

カーペンター・ワークショップ
REINOSO, Spaghetti Bench

ロンドンの伝統的なギャラリー地域に新鮮で新しいビジョンをもたらすだけではなく、デザインアートの領域において1980年以降活躍したユルゲン・ベイロン・アラッドアトリエ・ファン・リースハウトなど名高いデザイナーの実績や作品を公開し、同時に革新的な新世代のデザイナーであるイングリッド・ドナートテヨ・レミロバート・スタードラー、チャールズ・トレベリアンの作品も紹介している。

カーペンター・ワークショップカーペンター・ワークショップ
Atelier Van Lieshout, Sensory Deprivation Skull – Chair

また数人の所属アーティストと密に活動することにより、デザインに関するアート作品の構成要素は何かという問いへの導きを手助けしている。そしてこのアトリエ・ファン・リースハウトの「感覚遮断頭蓋骨」(写真上)はそれを例示し、さらに機能性のある彫刻とは何か、と問いかけている。

カーペンター・ワークショップ
Demakersvan, Cinderella Table

デマーカスファンのシンデレラテーブルは「通常は大量生産に使われる知能機械」を通し、独自の作品を創造する可能性を見つめている。作品は多くの賞賛を獲得し、アートとデザインの垣根を埋めるべく、ニューヨークのMoMAヴィクトリア&アルバート博物館などで展示されてきた。

ロンドンのチェルシーには2番目の「ショールーム」スペースも保有し(事前アポイント制)ますます今後の展開が楽しみなギャラリーである。

Carpenter Workshop Mayfair
営業時間:10:00〜18:00(日曜日定休)
住所:3 Albemarle Street, London W1S 4HE
TEL:+44 (0)20 3051 5939
http://www.cwgdesign.com

Text: Aron Morel
Translation: Naoko Kawaguchi
Photos: Courtesy of Carpenter Workshop

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