COCOMAYA

PLACE

ライフスタイルを彩るチョコレートブティック。

COCOMAYACOCOMAYA

ゴールドで「COCOMAYA」と刻まれた、モスグリーンの扉を開けたとたん、ふわりと数センチ、身体が浮いたような気がするかもしれない。そうでなければ、うれしさのあまり悲鳴を上げてしまうかもしれない。マーブルのカウンターに並ぶ、色とりどりのチョコレート!夢ならきっと、一つとして口にしないうちに覚めてしまうところだが、ここでは実際にその豊かな味わいを楽しむことができる。あなたは今、夢のような現実の世界に立っているのだ。


COCOMAYA

「COCOMAYA」は今年の2月、コナート・ストリートにオープンしたばかりのチョコレートブティック。辺りは、ジミーチューを始め、ハイセンスなショップが路面店をかまえる注目のエリアだ。そしてショップを手掛けるのは、英国ファッション、ライフスタイル業界において、類い稀なる才能を発揮してきた3人のクリエイターたち。ジュエリーデザイナーとして個人のレーベルをも持つワリード・アル・ダミルジャ、老舗デパート「リバティ」ではインテリア、ファッションのディレクションを担当してきたジョエル・バーンスタイン、そして革新的なフードブティックチェーンである「ベイカー&スパイス」の創設者の一人ゲイル・メヒア。彼らはお互いに、20数年来の友人なのだという。

それぞれの分野で才能にあふれる彼らが、なぜチョコレートブティックに着手したのか問うてみると、『それは単純に、チョコレートが大好きだったから。』と彼らは答える。『ファッション界に少し疲れてしまったのも正直本当だ。でもチョコレートはポジティブでハッピーな気分にさせてくれるもの。チョコレートをすすめて、微笑まない人はいないからね。』

COCOMAYA

キャラメル、サワーチェリー、オレンジ、ラベンダー。ミックススパイス、ハニー、アッサムチャイ、ジンジャー、コニャック、ラズベリーなどなど。オープン当初は20種類程度だったというチョコレートは、すでに40種を超える。一つ一つのチョコレートがジュエリーを思わせる美しく繊細なデザインで、味覚だけでなく、視覚までも、たっぷり楽しませてくれる。あまりにたくさんあるチョイスに迷ってしまっても大丈夫。併設するキッチンで、きびきびと働くショコラティエ、ジョナサンが丁寧に説明してくれるから。例えば、乳製品の入っていないもの、糖分の控えめなもの、コニャックなどお酒の入ったもの、何でもお好みに合わせて。保存料や添加物は一切含まれておらず、すべて南アメリカ原産の良質なカカオ豆と、オーガニックのトッピングが使われている。アフリカからではなく、南アメリカのカカオ豆を使用しているのは彼らのフェアトレードへのこだわりでもある。

COCOMAYA

店内のインテリアは、もちろんその方面のプロフェッショナルであるジョエルが中心となってデザインした。壁には極彩色の蝶が標本箱の中にとまっており、ファンタジックな雰囲気を演出している。3人がそれぞれにセレクトした、アンテーィクのケーキスタンドやガラス製のドームは、より一層チョコレートの時間をエレガントに、スペシャルなものにしてくれる。その全てを、ショップで購入することもできる。彼らがトータルプロディースを手掛けるチョコレートのオードブルは、アレキサンダーマックィーンのプレスパーティに登場したり、ミドルイーストでのビッグウェディングのレセプションを飾ったりと、時には海を越えてラブコールを受けることもあるのだ。

COCOMAYA

『チョコレートは、あなたにとって何?』と聞くと、『健康とハピネス。』とワリードが答える。『良質の素材しか使っていないから、太ったり、肌が荒れたり絶対にしないの。』と自信満々だ。そしてチョコレートはもちろん、悲しい気持ちを助けてくれる。だからもしあなたが、落ち込んだ時、誰かを励ましたい時、藁にもすがりたい気持ちの時この緑の扉を開けたなら、きっとあらゆることが、それはもう、スイートな色に変わるだろう。

Cocomaya
営業時間:火〜日 11:00〜19:00
住所:35 Connaught Street, London, W2 2AZ
TEL:020 7706 2770

Text and Photos: Sayaka Hirakawa

【ボランティア/プロボノ募集】翻訳・編集ライターを募集中です。詳細はメールでお問い合わせください。
コントワー・デ・コトニエ公式通販サイト | 2016 SUMMER SALE
MoMA STORE