コレット・ニュース 10月 2005

COLETTEText: Linlee Allen

オーストラリア生まれ、今はパリジャンのライターであるリンリー・アレンが、フランスの中心にあるコンセプト・ストア「コレット」からオールジャンルのおすすめアイテムをリストアップ。名高いブティック・イベントに出向いたり、コペンハーゲンのラジオ・ショーに出演したり、日本のパーティでのゲスト撮影をしたり、ニューヨークのCDリリースパーティーのダンスフロアで踊り続けたりと、世界中でコレットとともに生活を送っているリンリーが、これから到来する2005/2006年の秋冬シーズンに向けて、コレットからの彼女のイチオシ作品を紹介する。

THE NEISTAT BROTHERS
10月のコレットにはビデオフィーバーがやってくる。なぜなら、名うての兄弟デュオ「ザ・ネイスタット・ブラザーズ」が、コレット1階ギャラリースペースを占領するから。映画「ジャッカス」や「レボリューショナリーズ」の要素を持つ、ニューヨークシティからのライブと演出。ネイスタット兄弟ケーシーとバンが、彼らの悪賢い発明や作品を通じて存在を知らしめる予定。「vernissage」(展覧会のオープニングナイト)にはバイクに乗ってやってきて、タップダンスを披露する!

FAFI ‘IRINA’ FIGURINE
このファフィのような者はどこにもいない。パリのグラフィティ・アーティスト(元々はトゥールーズ出身)が最近初めてのフィギュアを制作し、それを「イリナ」と名付けた。最近は、ペインティングやフェスティバルでのゲストスピーチ(9月ニューヨークにて)をしたり、「ドクター・ロマネリ」ブランド(10月にコレットに来る)とのスーパークールなジャケット制作に励んでいるが、彼女の初めてのベイビーが生まれるので後数カ月は活動を自粛予定。パリでも一番ユニークなレディ達のうちの一人「イリナ」は、ガールズ・マントルピースを一人占め!

KAZUKO
日本出身、現在はニューヨークシティをベースにするアーティスト、カズコ。彼女が80年代に、マドンナのミュージックビデオ「ライク・ア・バージン」にてフィーチャーされたベールにガラス玉を縫い付けてから随分経つ。現在、彼女のユニークなイヤリング、リング、カフス、チャーム、ネックレスにティアラは、ゴールドのワイヤーで巻かれたクリスタルやセミプレシャスストーンの癒しのパワーを知る人に、絶大な支持を受けている。全てのピースに対して、手をかけ心を込めてきた彼女。身につける事のできるアート作品。会うのが楽しみ。

TSUBI BOOK
オーストラリアのサーファー・ストリートウェアの王道で知られる「ツビ」。最近5周年を迎え、また、今日のブランドを代表する経験やハイライトを記録した本の出版を祝った。その本のサインが、10月8日土曜の午後4時から6時の間、コレットのウォーターバーの1階に現れる予定。待切れない!

Text: Linlee Allen
Translation: Yurie Hatano

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