ワイヤレス・アート・フェスティバル「スペクトロポリス」
10月の最初の週末は、ニューヨークで生まれつつある新しいアートにとって、重要な日となった。都市におけるワイヤレスアートのフェスティバル、スペクトロポリスに、アウトドアな Wi-fi搭載の人達が集まったのは今回が初めてだ。この...
10月の最初の週末は、ニューヨークで生まれつつある新しいアートにとって、重要な日となった。都市におけるワイヤレスアートのフェスティバル、スペクトロポリスに、アウトドアな Wi-fi搭載の人達が集まったのは今回が初めてだ。この...
ここ最近、「ヤング・ガンズ」という言葉を頻繁に耳にするようになってきた。ニューヨークのアートディレクターズ・クラブは、年に二度、デザインや広告業界で活動する30歳以下の才能ある人材のためのアワードを開催している。1996年...
ニューヨークで最近あったオープニングや、コンサート、イベントなどをレポートしようと思ったのだが、この夏はどうも静かでレポートするほどのことがなかった。(実際、今年のニューヨークの夏は秋のようだった。) 街の風景も冴...
第83回アート・ディレクターズ・クラブの受賞作品展が、ニューヨークのADCギャラリーにて開催されている。ADCと知られる「アート・ディレクターズ・クラブ」は、デザイン/広告業界ではかなり信望のある組織だ。 “アート・ディ...
ここ3ヶ月の間ずっと展覧会のオープニングに足を運んでいなかった。6月25日の金曜日、「ダイチ・プロジェクト」で行われたオープニングに出かけてきた。というのもこの記事の取材のためだったのだが、この夏に何がやっているのかを見...
ニューヨーク、3月のある寒い日、アーモリー・ショーの会場へとつながるエレベーターの中は、僕達が時間に追われながら食べたランチの、牛肉とチリの臭いがたちこめていた。チケットを買う列に並んでいると、ある美術館の関係者と思わ...
“愛”はあなたを幸せにしてくれることもあれば、苦しくさせることもある。はたまた、あなたのクリエイティブ心に火をつけ、有名にさえしてしまうこともある! そんなラブストーリーをご紹介しよう。 1996年、ニューヨークの...
1月16日のニューヨークは、とても寒い日となった。その夜、気温は-10度近くまで下がり、北極の突風が吹いているかのように冷えきっていた。こんな天候になる度に、時々考えることがある。マンハッタン島は、海に浮かぶ岩盤で、本土か...
ある金曜の夜、友人から電話がかかってきて、あるギャラリーのオープニングにちょっと行ってみないかと誘われた。どんな内容かと聞くと、ドローイングとイラストレーションだという。特にすることもなかったので、チェルシーにある、...
それは、午後4時を少し回った時だった。外での用事をすませた僕は、オフィスがあるビルへちょうど戻ったところだった。廊下を歩いていたら、ビル全体のライトが、一瞬にして全て消えたのだ。デスクに戻った僕からは、何が起こったの...
Tシャツをデザインするということは、今日ではアートの表現の中でも、かなりポピュラーな表現方法ではないだろうか。今ではこれまでに作られた優れたTシャツのデザインを集めた本まで登場しているほどだ。 「スレッドレス」...
ニューヨークに住んでいる者として、ひとつ認めなければいけないことがある。それは、この街にいるからといって、そうめったに美術館などに脚を運ばないということだ。例えば、グッゲッンハイム美術館、メトロポリタン美術館、ニュー...