二俣公一「ピオド」展

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© LICHT

東京・目黒区のデザインギャラリー「LICHT(リヒト)」 で、福岡と東京を拠点にインテリア・建築から家具・プロダクトに至るまで、多岐に渡るデザインを手がける二俣公一二俣スタジオ)の新作オブジェクト「PYOD(ピオド)」の展示会が、11月23日から12月1日まで開催される。

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リヒトは、デザインで人を幸せにするというコンセプトのもと既成概念から離れた遊び心のある家具を国内外から新旧集め、ビスポーク家具と合わせ展開している。本展は、現代で活躍している国内デザイナーの作品を中心に、製品として世に出にくいエッジの効いた作品を数量限定で発売する「エディション」シリーズの第一弾。写真や絵画のように優れたデザインアイテムを身近にする機会をつくりながら、デザイナーたちと使い手や未来のつくり手とをつなぐことを目指している。

二俣公一の主な空間作品に香川県の豊島にある「海のレストラン」、オーストラリア発のボタニカルケアブランド「イソップ」との協働などがあり、プロダクトでは、E&Yから「イン・ザ・スカイ」(2010年)「ハンモック」(2009年)などを発表。最近ではフィンランドのインテリアブランド、アルテックから「キウル ベンチ」をリリースするなど、国内外の様々なブランドと恊働している。また真空管アンプ「22」はサンフランシスコ近代美術館のパーマネントコレクションになっている。

今回発表される「PYOD(ピオド)」は、二俣公一が「ホームセンターで誰もが手に入る材料を使ってDIYで制作する」ことをテーマに行われた展覧会のためのプロトタイプとして2016年に発表した「P(L)Y(W)O(O)D」を原型に、デザインを再編集した作品。
20台限定発売で、価格は75,000円(税別)。

11月22日(金)16:00〜20:00には、レセプションが開催され、二俣公一、倉本仁(プロダクトデザイナー)によるトークイベントも行なわれる。

EDITION Vol.1 PYOD EXHIBITION
会期:2019年11月23日(土・祝日)〜12月1日(日)
時間:12:00〜18:00(火・水曜日定休)
会場:LICHT(リヒト)
住所:東京都目黒区青葉台3-18-10 カーサ青葉台2F
TEL:03-6452-5840
https://licht-gallery.com

Text: Editor

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