ミュージアム・ニュース 8月 2017
MUSEUMText: Ayumi Yakura
北海道クリエイティブの今を発信する文化複合施設「ミュージアム」のスタッフが、1階のファッションを中心としたライフスタイルデザインのセレクトショップ「ミュージアムストア」、北海道のアーティストグッズやCD・書籍などの商品を取り扱う「スーベニア北海道」、そして2階の北海道唯一の現代アートのコマーシャルギャラリーである「クラークギャラリー+SHIFT」から最新情報を毎月セレクト!ミュージアム限定イベントなどのお知らせもあるのでお見逃しなく。また、ミュージアムストアのオンラインストアも開設しました。是非ご利用ください!
リボネシア 新作展「マーマー」
クラークギャラリー+SHIFTでは9月、アーティストの前田麦と、クリエイティブ・ディレクターの吉川徹による、リボンを素材とした作品を展開するアート・ユニット「リボネシア」の新作展「MURMUR」(マーマー)が開催される。東京展で好評を得たレリーフに加え、本展初公開となる新作も展示。オリジナルプリントのシルクスカーフの販売も行われる。
パークゴルフ「レオ」
藤井隆やトーフビーツなど有名アーティストのリミックスも手がける札幌在住のトラックメイカー、パークゴルフによる待望のセカンドアルバム「REO」(レオ)が、8月9日にリリースされた。シンガーの一十三十一やラッパーなど多彩なゲスト・アーティストを迎えた注目作。前作に続き、アートワークは札幌のパタニカが手がけた。
岡 映里/瀧波ユカリ「自分を好きになろう うつな私をごきげんに変えた7つのスイッチ」
『境界の町で』で鮮烈なデビューを果たした岡映里が、うつ症状と向き合い「ごきげん」な自分を取り戻すまでの、試行錯誤の1年半を書き下ろした、今までにないうつ回復エッセイを入荷。人気漫画『臨死!!江古田ちゃん』『ありがとうって言えたなら』の著者で、札幌在住の瀧波ユカリによる描き下ろし漫画も収録。
滝花保和ドローイング作品
北海道函館市を拠点とする現代美術家、滝花保和による、可愛らしいけれどどこか毒を含んだ動物たちのドローイング作品を、ミュージアム・ストアで購入できるようになった。サイズは30×24cmで、額を7種類から選べるので、自宅に飾る初めてのアートとしてもおすすめ。更に「まちなかアート・プロジェクト」では、創成川イーストの「サタデイズ・チョコレート・ファクトリー・カフェ」にて8月下旬から約3ヶ月間にわたり同作品を展示予定。
創成川イーストマップ
古い建物を残しながら新しいモノを創る人々が集う「創成川イースト地区」のクリエイティブな側面にフォーカスしたMAP「創成川イーストマップ」が誕生。同地区に増えてきたクリエイティブで個性的なショップ、ギャラリー、飲食店など約40軒がセレクトされており、英語表記なので海外からの観光客にもおすすめ。掲載店舗で20日から配布開始。100円/部。
Text: Ayumi Yakura