コンセルヴァトワール・ホテル・アムステルダム
PLACEText: Celeste Najt
掘り出し物のショッピングや隠れ家的レストランやカフェが大好きなら、ホテルからほど近いボンデル・パークに行ってみてはどうだろうか。チャーミングなジョーダーン地区へ散歩がてら出かける事もオススメだ。
© Conservatorium Hotel Amsterdam
前述した様に、実に豊かで濃い歴史を持つ建物であるが、ホテルそのものはリッソーニの得意とするシンプルな世界観で統一されている。ただ、落ち着いた色合いのカーテンをひとつとっても、所々アクセントとなるカラーが織り交ぜられていたり、インテリアスタイリングのスペシャリストであるニノン・ファン・デル・サンド・スタジオとのコラボレーションであったりと、現在最も影響力のあるイタリアンデザイナーの一人として語られる通り、一筋縄では行かない流石の世界観だ。
© Conservatorium Hotel Amsterdam
カッシーナ、ディヴァニ、ヴィトラといった名だたる超一流のファニチャーとリッソーニによりデザインされたカスタムメイドの照明器具に加え、一点もののヴィンテージラグ等がアクセントとして混ざり込む絶妙なセレクトが、来訪者を暖かく迎え心安らぐ自分だけの空間を演出する。
© Conservatorium Hotel Amsterdam
リッソーニ曰く、『ホテル全体のシンプルでありながらも機能性に満ちたデザインは、訪れる方を即座に向かい入れ、安息の時間を提供するためにあるんだ。まるで自分の家に帰って来たかの様なね。この、ホスピタリティがもたらす暖かさとデザインのクールさ、美しさのブレンドこそが僕とこのホテル、そしてマミッラとのコラボレーションの根底となったんだ。』と、正にホテルを一言で言い表している。
世界で最も美しい都市での滞在を世界有数の極上ホテルで過ごす…リッソーニの言葉を信じて、そんなバケーションを過ごしてみてはいかがだろうか?
Conservatorium Hotel Amsterdam
住所:Van Baerlestraat 27, Amsterdam
TEL:+31 (0)20 570 0000
info@conservatoriumhotel.com
https://www.conservatoriumhotel.com
Text: Celeste Najt
Translation: Andry Adolphe
