上海進賢路
PLACEText: Wee Ling Soh
上海の春と秋は大抵、その季節が訪れると話している間にあっという間に過ぎ去っていくし、冬は凍りそうな指と厚ぼったいコートというイメージ以外の何物でもないってことを、上海に住む人はよく知ってる。だから、上海の通りの散策には夏以外には考えられない。といっても、秋風がもう吹き始めていたけど。何週間か前に、結局は見つからなかったけど、友人と陝西南路の近くの進賢路で小さい(しかも説明しづらい)フナニス食堂を探してぶらついていたときのこと。そこはすごく面白くて、進賢路があまり知られてないけど居心地の良い通りと気づいたので紹介しようと思う。
自分の家とくっついてる床屋さん。
すごい数の高級なブティックが進賢路にはあふれてる。2軒の古い建物のショーウィンドーの前で深く話し込む婦人。彼女らはこれらのブティックについてどう考えてるのだろうか?
かわいい!誰がこんな壁の子供のお絵かきに反対したりできる?
176番地にある冴えた色使いで陽気なグラフィティ。私は右端のこの絵がオランダのアムステルダムに拠点を置く3人組のストリート・アーティスト集団「ロンドン・ポリス」が描いたということしか知らない。私たちはちょっと覗いてみて、中がデザインスタジオみたいなものだなと思った。
これはルゼッタが壁の何かのスナップを撮ろうとしているところ。彼女も私も、どこへ行くにもカメラを持ち歩いていて、面白いと思うものは何でも撮るんだ。
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