HAPPENING
震災チャリティー ドローイング展「HELP!」
2011年3月11日に起きた大地震を皮切りに、日本はそれまでの極東の小さくてエキゾチックで、伝統とテクノロジーの共生する国などとは別の視点で、世界の注目を集めることになった。最初の地震のニュースを聞いて、多くの日本人が『いつ...
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2011年3月11日に起きた大地震を皮切りに、日本はそれまでの極東の小さくてエキゾチックで、伝統とテクノロジーの共生する国などとは別の視点で、世界の注目を集めることになった。最初の地震のニュースを聞いて、多くの日本人が『いつ...
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インターネットによって世界中に発信された抗議運動が一国の政変に繋がった頃、現代アート市場でもインターネットの可能性が試されていた。もちろん作品を実際に見ることなしに、メールでの取引で作品売買が成立することも珍しくない...
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9回目を迎えるパリの毎秋恒例イベント「Nuit Blanche(ニュイ・ブランシュ)が、今年も10月2日の夜から3日の朝にかけて開催された。 2002年からパリ市文化政策の大きな試みの一つとして始められたこのニュイ・ブランシュは、毎年名...
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現代美術コレクターではないアートラバーたちが、作品を堪能できる場所と言えば思い浮かぶのは美術館、ギャラリー、アートフェアだろうか。しかし9月の9日から25日までのパリでは、普段はアクセス不可能に思える場所が、アートラバー...
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村上隆のベルサイユとの出会いは、日本人にはなじみの深いフランス革命を題材にした池田理代子の長編漫画作品「ベルサイユの薔薇」だという。村上隆は「マンガ」文化の表現方法を芸術作品として発表している、世界で作品評価額の...
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第10回目を数える記念すべき今回のリヨン・ビエンナーレは、大御所キュレーター、カトリーヌ・ダヴィッドを筆頭に当初企画が進んでいたが、オープニングまで数ヶ月という時点で、カトリーヌ・ダヴィッドが突然キュレーターを辞任して...
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昨今のアートフェアにおいては、その成功の度合いが数字で語られることが常であるが、今年の「FIAC」(Foire Internationale d’Art Contemporain /国際現代アートフェア)でも様々な角度から数字によって彩られた。 まずは450...
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2008年3月、グラフィティアートの先駆的コレクター、アラン=ドミニク・ガリジアのコレクション展「TAG」がグランパレで開催され、予想に反して5週間の会期中で8万人の観客数を数えたのを皮切りに、パリの現代アート界は、今まで「...
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前回よりもマシ? 失敗に終わった第2回フランス・アート・トリエンナーレ。 2006年に、「フランスで活躍する現代美術アーティストを国際的に紹介する場を作ろう」という、当時のフランス総理大臣ドミニク・ドヴィルパン氏によって...
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ヴェルサイユ宮殿でのジェフ・クーンズ展、フォンテーヌブロー城でのパレドトーキョー主催現代美術展など、ここ数年のフランスは、各地の歴史的建造物内で現代アートの展覧会を行うのに余念がない。 そんな流行のなか、今度はパリ造...
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マルタン・マルジェラという固有名詞が喚起させるものは何だろうか。マルジェラの「白」。マルジェラの「木綿」。マルジェラの「トロンプルイユ」。どれも「マルジェラの」と付けないわけにはいかないことに驚く。 そんな「マルジェ...
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2005年にマリアン・グッドマン・ギャラリー・パリで開催されたクリスチャン・ボルタンスキーの個展は、今でも鮮明に覚えている。ジャコメッティの彫刻「歩く人」シリーズを思い起こさせる、黒いコートをかけた木の板のインスタレーシ...