© Takamitsu Nii

第11回写真「1_WALL」（ワン・ウォール）ファイナリストにも選出された写真家・新居上実（にい・たかみつ）の初となる本格的な個展が、一般財団法人日本写真アート協会による現代写真・現代アートギャラリー「Kanzan Gallery」（カンザンギャラリー）にて、6月8日から7月2日まで開催されている。

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本展は、インディペンデント・キュレーターの菊田樹子が、全3回の展示を通して『写真の内と外に立ち現れる空間』について考える展覧会シリーズ「写真／空間」の第二回。

紙片やビニール袋などの見慣れた「もの」を配置し、フレームで包囲する事である空間を立ち上がらせようとする新居作品は、一見、ポップでグラフィカルにも見えるが、その奥には『平面にいかに三次元の空間を生み出すか』という写真的なテーマが潜んでいる。

Kanzan Gallery Curatorial Exchange「写真／空間」Vol.2　新居上実「配置」展
会期：2017年6月8日（木）〜7月2日（日）
時間：12:00～19:30（日曜日は17:00まで）
オープニング・レセプション：6月10日（土）17:00〜
休廊：月曜日
会場：Kanzan Gallery
住所：東京都千代田区東神田1-3-4 KTビル2F
TEL：03-6240-9807
https://www.kanzan-g.jp