悪魔のしるし 危口統之展「劇的なるものをネグって」

NEWSText: Ayumi Yakura

© 危口統之

演劇、パフォーマンス、建築、美術など多岐にわたる活動を行う「悪魔のしるし」を主宰している演出家、危口統之による初個展「劇的なるものをネグって」が、カンザンギャラリーにて7月8日から開催される。

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美術ライターの島貫泰介がキュレーションを担い、あらゆる芸術ジャンルに根付く「叙述」や「文法」を考える展覧会シリーズ『語りの技法』の第2回となる本展では、『舞台があって客席があれば(それがどんなに簡素なものであったとしても)、その関係性から「演劇」は立ち上がりうる』というメカニズムを巡る考察を展開するという。

会期中には、危口統之とダンサーの捩子ぴじんらによるパフォーマンスも開催される予定で、チケットは7月10日に受付開始。映像と身体の関係性を中心に扱う美術作家の百瀬文によるパフォーマンスは予約無しで観覧できる。

語りの技法 Vol.2 危口統之(悪魔のしるし)「劇的なるものをネグって」
会期:2016年7月8日(金)〜31日(日)
時間:11:00~20:00
休廊:月曜日
会場:Kanzan Gallery
住所:東京都千代田区東神田1-3-4 KTビル2F
TEL:03-6240-9807
https://www.kanzan-g.jp

Text: Ayumi Yakura

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