東南アジア現代美術展「反逆者と伝統」
NEWSText: Aya Shomura
ベルリンのギャラリー、アールンドにてアメリカからエリン・グレッソンをキュレーターに招くグループ展「トレイター・アンド・トラディション」が、9月20日から10月18日にかけて開催される。
参加作家はタイのミット・ジャイ・インとピナリー・サンピタック、そしてカンボジアのソピアップ・ピッチとスヴェイ・サレスだ。エリン・グレッソン(1979年生まれ)は、タイ、カンボジアやヴェトナムを含む東南アジア全域におけるコンセプチュアル・アートの要素を見つめ続けてきたのである。
「トレイター・アンド・トラディション(反逆者と伝統)」のタイトルは、ルーシー・リパード(美術史家/米国出身、1937年生まれ)からの引用である。彼女は、1960年代の彫刻ミニマル/コンセプチュアルの流れにおいて制作を行なっていた作家たちが直感的に「反逆者」ち「伝統」が同じ(ラテン語の)派生語であると気づいたに違いないと想像した人物でもある。
TRAITOR AND TRADITION
会期:2014年9月20日(土)〜10月18日(土)
時間:11:00〜18:00(土曜日は12:00まで)
休廊日:日・月曜日
会場:アールンド
住所:Potsdamer Straße. 96, 10785 Berlin
キュレーション:エリン・グレッソン
TEL:+49 30 2061 3870
https://www.arndtberlin.com
Text: Aya Shomura
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