「宇宙船モジュールの建設に関する報告」展
NEWSText: Satsuki Miyanishi
ニュー・ミュージアムにて、ソ連の功利主義と戦後のユートピア的理想を融合したチェコの象徴的なSF映画、「Ikarie XB-1」(1963)に登場する宇宙船に着想を得た展覧会が開催される。
その構造、デザインは東欧の社会主義国家からの未来の空想を思い起こさせ、当時の鉄のカーテン(冷戦状態)や宇宙のイデオロギー的な役割を探る。
宇宙船には、ウィーン、プラハ、ブダペスト、ブカレスト、ブラチスラバなど主に東ヨーロッパの各都市出身のアーティストによる、映像、立体、プリント、インスタレーションを含む117の作品が展示される。
関連イベントとして、展覧会のテーマに関連した映画の上映を含むディスカッションや、ニューヨークのチェコセンターでの展覧会なども企画されている。
Report on the Construction of a Spaceship Module
会期:2014年1月22日〜4月13日
時間:11:00〜18:00(木曜日21:00まで)
休廊日:月・火曜日
入場料:一般 16USD、シニア 14USD、大学生 10USD、18歳以下無料
会場:New Museum
住所:235 Bowery, New York, NY 10002
TEL:+1 212 219 1222
https://www.newmuseum.org
Text: Satsuki Miyanishi
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